2019年3月13日 10:00

過渡過電圧からCVBS信号線を保護するSIDACtor®プロテクションサイリスタ「PxxxxS4xLRPシリーズ」を新発売

出力密度が高くコンパクトな表面実装型のため、プリント回路基板設計が容易に

回路保護分野におけるグローバルリーダー、リテルヒューズ・インク (本社:米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ:LFUS)の日本法人であるLittelfuseジャパン合同会社(本社:東京都港区)は、SIDACtor®プロテクションサイリスタ「PxxxxS4xLRPシリーズ」を、本年3月下旬より発売します。

「PxxxxS4xLRPシリーズ」

「PxxxxS4xLRPシリーズ」は、TVやカメラのCVBS(Composite Video Blanking Sync)ケーブル、セットトップボックス(STB)、CANバスなどを過渡電圧から保護します。前述のアプリケーションの保護には、信号電圧のピークピーク値が1.1V以下、ドライバIC Vcc電圧が5V未満であるため、電圧が6Vを超える製品が推奨されています。動作電圧6V、5/310usのサージピーク電流容量100Aで、低接合容量定格のため、データ回線の保護を必要とする様々な機器での使用に最適です。また、コンパクトな表面実装が可能なため、プリント回路基板レイアウトが容易です。

同製品は、当社の国内販売代理店を通じて販売します。

特長

・現在市販されている製品よりも出力密度が高く、フットプリントも小さいため、コンパクトな製品設計を実現。

・動作電圧6V、4kV、10/700usのサージピーク容量100A、接合容量30pF未満であるため、4.43MHzのCVBS信号線、RS-484やRS-323通信用データ回線、CANバスなど、低電圧信号線の保護用途に最適。

・コンパクトな表面実装型SOD-123FLパッケージでプリント回路基板レイアウトを簡易化。

用途

TVやカメラのCVBSケーブル、データ通信、セットトップボックス(STB)、RS-485、RS-232通信用データ回線、CANバス

仕様

電気特性

対応範囲

最大キャパシタンス T-R (pF)

15

最小キャパシタンス T-R (pF)

25

Is(mA)

800(Max)

保持電流(mA)

50

di/dt @ 110℃ (A/μs)

500

パッケージサイズ

SOD-123FL

サージレイティング(A) Ipp10x1000

50(Min)

サージレイティング(A) Ipp10x160

90(Min)

サージレイティング(A) Ipp10x560

50(Min)

サージレイティング(A) Ipp10x700

100(Min)

 

※記述・詳細・イラストは発行時点の仕様を元に作成されており、予告なしに変更されることがございます。最新の技術情報は、Littelfuse.com をご覧ください。

リテルヒューズについて

Littelfuse, Inc.(本社:米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ:LFUS)は、回路保護、電力制御およびセンサー技術におけるグローバルリーダーです。当社の製品は150か国以上において販売され、自動車や産業向けのアプリケーション、 データ・電気通信、医療機器、コンシューマー向け電化製品などに採用されています。リテルヒューズは、世界各国の1万2,000のパートナーと提携し、より安全で環境に配慮した、いつでもどこでもつながる世界へ向けた、革新的で高品質なソリューションを設計、製造、提供します。詳細についてはリテルヒューズのウェブサイトlittelfuse.comをご覧ください。

本製品に関するお問い合わせ

Littelfuseジャパン合同会社

担当:宗形

TEL:03-6435-0750、 FAX:03-3453-5505

E-mail:tmunakata@littelfuse.com