株式会社ユニスト・ホールディングス
不動産の企画販売や開発販売のほか、和歌山・熊野古道での宿泊施設運営、ホテル総合運営事業を展開しています。既成概念にとらわれない柔軟な視点で、「土地・場所」が持つ本来の魅力を再構築することを、全事業を通じた強みとしています。
フィンランド式薪サウナ付きの1棟貸し宿
ご予約はこちら〉https://reserve.489ban.net/client/sen-retreat-takahara/0/detail/687067
サウナ上がりにエネルギーをチャージできる「サ飯」。
山深い熊野古道にあるSEN.RETREATでは、ここならではのサ飯として、地元で捕獲された猪肉のしゃぶしゃぶ鍋をご提供します。一般的にはあまり食べる機会がない猪肉ですが、実は代謝を促すビタミンB群が豚肉の3倍、鉄分は4倍も含まれており、栄養補給や疲労回復に最適な食材です。
猪肉の他に、シイタケなどのお鍋の具材、梅ポン酢などの調味料もすべて地元産でそろえており、和歌山の味覚を存分に味わえるお鍋となっています。
サウナ上がりの身体に染み渡るおいしさと温かさは、都会では味わえない格別のものです。秋の気配が漂いだした今、ぜひ味わいにお越しください。
お鍋の具材には猪のロースやバラ肉のほか、龍神しいたけ(田辺市龍神村産)などをご用意。お出汁は減塩鰹節(和歌山県すさみ町産)をご提供しています。
調味料は、梅果汁を使用した梅ポン酢(和歌山県上富田町産)や、ゆず果汁を使用したごまだれ(和歌山県紀の川市産)を備えており、風味豊かで多彩な“オール和歌山”の味をお楽しみいただけます。
料金(TAKAHARA) :1泊2食付きで12,000円~/人(6名様の場合)
※宿泊代、オールインクルーシブドリンク、お菓子・おつまみ込み
ご予約はこちら〉https://reserve.489ban.net/client/sen-retreat-takahara/0/detail/687067
食材についての特徴や産地の紹介と合わせて、獣害対策に従事する方のインタビューを掲載しています。
田辺市における獣害の現状
当宿にジビエを届けているのは、地元農家のメンバーが獣害対策を行うために立ち上げた「株式会社日向屋」(田辺市上芳養)です。上芳養地区の基幹産業は梅とみかんの栽培ですが、近年は獣害に悩まされてきました。梅は鹿に新芽を食べられ、木の成長が悪くなります。みかんは猪に食べられ、100㎏を超える猪がのしかかって、木が折れてしまうこともあります。
この課題を解決すべく、地元農家のメンバーが罠の狩猟免許を取って狩猟チームを立ち上げました。最初の1年のみで猪や鹿が120頭ほど捕獲できたものの、立ち上げ当初は現在のようにジビエ処理施設も解体師もおらず、獲物はバットでたたき殺すしかありませんでした。鹿や猪が痛そうに鳴く姿に、地元農家のメンバーは徐々に精神的な負担を抱えるようになりました。
激増した個体数を減らし、命を無駄にしない策がないか考えた結果、ジビエの解体ができる施設と、解体できる人材を誘致することとなり、2018年に解体施設「ひなたの杜」が建てられました。
「日向屋」公式サイト〉 https://team-hinata.com/
続く第2弾として、古くから熊野詣の宿場町としてにぎわった中辺路町近露に、「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」を2022年4月28日、開業しました。コンセプトは「遊ぶ、微笑む、そしてつながる宿」。バーベキューができるプライベートガーデンや、焚き火を囲めるテラス、宿泊客自身で生地からこねて焼けるピザ窯などを備えています。非日常にワクワクしたり、気の置けない仲間や家族とゆったり過ごしてホッとしたり、リラックスできる空間となっています。また、コンテナ1棟を1つの客室としているため、外から直接部屋に出入りでき、密を避けられます。「熊野古道を訪れる観光客=トレッキング目的のみ」という現状を変えるべく、さまざまな観光目的の方に楽しんでいただける宿を目指します。
SEN.RETREAT CHIKATSUYU〉 https://sen-retreat.com/stay/chikatsuyu/
◆SEN.RETREAT CHIKATSUYU
所在地:和歌山県田辺市中辺路町近露1806
TEL:0739-65-0227
客室:全7室(7棟)
アクセス:紀勢自動車道「上富田IC」より車で40分