株式会社エリアノ
株式会社エリアノは、「遊休地のアップサイクルで未来に繋ぐ」をミッションに、トレーラーハウスを活用して、地域や企業の課題解決と魅力創出を実行している企業です。
一級建築士がデザインした高機能かつデザイントレーラーハウスを用い、宿泊施設、店舗、オフィス、災害時の拠点などを提供。遊休地の活用や観光開発、防災力強化といった地域の課題に対し、スピーディーかつ柔軟な空間ソリューションで向き合い、持続可能な社会とエリアの価値創造に貢献します。
トレーラーハウスを利用した宿泊施設(霧島国立公園 内)によるエリアの活性化、集客・PRを目的とした連携協定を締結
奥霧島御池キャンプ村で滞在型デザイントレーラーハウスを、24年秋より運用開始。「新しいふるさとを作っていただく」ことをコンセプトとした、エリアノのONESHOME事業としても活用してまいります。
■計画の背景
奥霧島御池キャンプ村は、おおらかな御池と、うっそうと生い茂った野鳥の森に囲まれたシチュエーションにより、県内外の多くのキャンパーに愛されている場所です。また、御池は、日本初の国立公園に指定された「霧島国立公園」内にある、直径約1km、周囲3.9kmの火口湖であり、原自然が残る素晴らしい絶景ポイントです。このような絶景ポイントであるにも関わらず、国立公園内に位置することから、絶景を楽しむ施設が建てにくい状況がありました。このたび、「熱意ある地方創生ベンチャー連合(代表:代表理事吉田雄人)」様のご助力をいただき、環境省の許可もしっかりと取った上で、自然を害さない車両であるトレーラーハウスを活用した滞在施設を実現させました。そして、この滞在施設を第1弾として、より多くの県内外の旅行者、ワーケーション利用者に広くPRし利用いただくことを目的として、連携協定を締結し、高原町とエリアノが一体となって、エリアの活性化を実行していくこととなりました。

■御池キャンプ村について
国内初の国立公園である「霧島錦江湾国立公園」の一角に位置し、日本で最深の火口湖「御池」の湖畔を眺めることができるキャンプ場です。また、国指定の野鳥の森があるため、野鳥のさえずりを聴きながら非日常の中で特別なワーケーションを実施することが可能です。
テントはもちろん、快適な2階建てのコテージや高床式バンガローも有りテント以外の宿泊もあります。このたび、より多くの方に快適に楽しんでいただくための空間を整備するため、トレーラーハウスを設置、エリアノと奥霧島御池キャンプ村運営事業社である奥霧島温泉郷株式会社の協働で事業を行っております。
■高原町について
高原町役場 :宮崎県西諸県郡高原町大字西麓899番地
町長 :高妻 経信(こうづま つねのぶ)
町URL:https://www.town.takaharu.lg.jp/
高原町は人口約8,000人の町で、町の西側には国立公園・霧島火山群がそびえ立っています。我が国の神話で、天孫降臨の地とある「日向の高千穂」は主峰「高千穂峰」(たかちほのみね)のことであり、山頂の「天逆鉾(あまのさかほこ)」はご降臨の際ニニギノミコトが突き立てられた、と伝えられています。その後、ニニギノミコトのご令孫として神武天皇(初代天皇)が高原町でご生誕になられたと伝えられており、狭野神社・霧島東神社をはじめ町内には数多くの伝承地が有ります。
産業としては、畜産が盛んで「宮崎牛」の一大生産地になっています。また、新鮮な野菜や果物の宝庫でもあり、ふるさと納税等でお取り寄せしていただくことができます。奥霧島温泉郷では、温泉・サウナと、霧島連山の地中深くから湧き出す天然の炭酸泉や温度の極めて低い地下水との交代浴を楽しんで頂けます。