コープ商品のサステナブルな取り組みを強化 「CO・OP ふっくらしらす干し」など18品がMELマークを付けて発売

~「コープサステナブル」“海の資源を守る”シリーズより3月から順次発売~

 日本生活協同組合連合会(略称:日本生協連、代表理事会長:土屋敏夫)は、しらす(カタクチイワシ等)をふっくら炊き上げ、使いやすく小分けパックした「CO・OP ふっくらしらす干し」など18品にMELマークを付け、「コープサステナブル」“海の資源を守る”シリーズより2022年3月から順次発売します。これらの商品の原料のしらすを漁獲する大阪湾と紀伊水道の「シラス船曳網漁業」は、2020年にMEL漁業認証※1を取得しました。
※1 MEL漁業認証:(一社)マリン・エコラベル・ジャパン協議会が運営を行う、水産資源や生態系などの環境に配慮した方法で行われている漁業や養殖業を認証する仕組みのこと

 

左:宅配メイン商品「CO・OP ふっくらしらす干し 25g」
右:店舗メイン商品「CO・OP ふっくらしらす干し(減塩) 25g×2」

MEL漁業認証を取得した「シラス船曳網漁業」の様子

 コープ商品の開発・卸を担う日本生協連は、2030年に向けた各原料資材等の持続可能な調達目標について定めた「コープ商品の2030年目標」において、水産物の認証商品を拡大すること、そして、認証品の供給額構成比を50%以上とすることを掲げています。

 日本生協連では、2013年よりMELマーク付き商品を展開してまいりましたが、この度さらなる取り扱い拡大を目指し、しらすを原料とする人気の小分けパックシリーズのMELマーク付き商品の発売に向けて流通加工段階(CoC)認証の取得(認証番号:JFRCA20C3600041)などに取り組みました。

商品の特長
●人気のしらす小分けパックシリーズ18品がMELマーク付きに
「CO・OP ふっくらしらす干し」をはじめとする、原料にしらすを使った小分けパックシリーズ18品は、年間供給数量約2,200万食※2の利用がある人気商品です。全国の生協組合員に多く利用されている国産水産物使用商品をMELマーク付き商品にすることで、コープ商品のサステナブルな取り組みをさらに推進します。
※2:2021年1月度~12月度の小分けパックの供給数量(売上数量)

  • ●環境や社会に配慮した「コープサステナブル」“海の資源を守る”シリーズを拡充
    「コープサステナブル」“海の資源を守る”シリーズおよび今後移行するMSC、ASC※3、MEL、BAP※4認証ラベル付きコープ商品の年間供給高は、約40億円※5です。2022年1月時点の発売商品数は、MSC65品、ASC12品、MEL11品、BAP1品の展開です。

※3 ASC認証:環境と社会に配慮した責任ある養殖場で育てられた水産物に与えられる国際的な認証制度
※4 BAP認証:養殖水産物のふ化場、飼料工場、養殖場、加工工場を対象とし、その全ての段階において環境や社会への責任、養殖される魚介類の健康、食品安全を保証する認証制度
※5:2021年1月度~12月度の供給金額

<参考資料>
●商品ラインナップ(一部)

<店舗商品>

<宅配商品>

 日本生協連は、今後も環境や社会に配慮した商品の開発と普及に努めてまいります。