【学生紹介(1)】「病気と向き合いながらの就職活動」キャリアサポートを通じて自分らしい職業選択を実現

時間や場所を選ばずに誰もがオンラインで学ぶことができるサイバー大学には、年齢、性別、居住地、職業等が異なるさまざまな学生が在籍しています。本学での学びや経験を活かして、自身の夢やキャリアの実現にむけて活動する学生たちを紹介します。

学生紹介第1回は、専業学生の齋藤 弥生さん。
中学時代に発症した病気をきっかけに車椅子生活となった齋藤さんは、在宅勤務がしやすく身体的な負担の少ないIT関連の職業に就けるよう、ITのスキルを本格的に身に付けるために本学への編入学を決意しました。そんな斎藤さんは就職活動を通してどのように自分らしい職業選択ができたのか。齋藤さんご本人にインタビューしました。
※このインタビュー記事は、2023年11月16日に本学のホームページで公開したものです。

サイバー大学に入学するまでの経緯を教えてください

中学生のときに線維筋痛症という病気を発症し、高校は定時制に5年間、車椅子で通っていました。その頃に障がい者手帳を取得したこと、出席日数の制約や通学の面での身体的負担が大きかったことから、将来的には通信制大学で学んだ後、在宅勤務ができる職業に就きたいと考えるようになりました。IT分野は在宅勤務と非常に親和性が高いと考え、最初はITが学べるサイバー大学とは別の通信制大学に進学しました。
しかしながら、教科書主体のカリキュラムだったこともあり、重要なポイントをしっかりと理解できずに挫折。 スキルが身に付いている実感がなく、胸を張って「ITを勉強してきました」といえる自信が持てませんでした。そういった不満を解消するために前の大学を退学し、サイバー大学に編入することに決めました。



サイバー大学を選んで良かったと思うところを教えてください


前の大学では、教科書を読み込みながら自分で要点を探して学習を進めることが多く、IT初学者だった私には非常にハードルが高かったです。その点、サイバー大学の授業は動画を視聴しながら学ぶことができますし、何を学ぶのかといった目標が明確です。10分〜20分単位の章で構成されているため、区切りごとに振り返ることができて、納得しながら効率よく学ぶことができていると感じます。

どのように学習を進められましたか?






自宅での学習が中心ですが、体調に合わせて、体勢を変えながら学習を進めています。横になった状態(左の写真)やベットを起こして座った姿勢で授業を視聴したり。就職活動や課外活動もこのようにして行ったりしました。自分に合う学習環境を自由に整えられるのも、サイバー大学ならではの利点だと思います。


サイバー大学でどんなスキルが身に付きましたか?

学習成果として、入学から1年ほどで「ITパスポート試験」「情報セキュリティマネジメント試験」「基本情報技術者試験」の3つに合格することができました。また、授業で身に付けたPHPやHTML、SQL等のスキルを活用し、自宅にあるCDをデータベース化し曲名で検索ができるようなWebアプリを制作しました。完成した時は、自分の力で実用的なものを作ることができたという達成感がありました。

就職活動で悩んでいたことはありますか?

最初は自分だけで就職活動をしていたこともあり、自分の障がいのことを採用担当者にどのように伝えればいいのか、どのように自己PR文を作成すればいいのか等、分からず悩んでいました。また、新卒採用枠では完全在宅勤務の仕事を見つけることが難しく、障がい者採用だと職種が限られる場合も少なくありませんでした。そういったなかで、そもそも自分には職業を選ぶ権利がないのではないか、自分が学んできたことを活かせる職業はないんじゃないかと、不安な日々を送っていました。

サイバー大学での就職支援を受けた際のエピソードはありますか?

キャリアサポートセンターの日髙さんに就職支援をしていただくことで、自分の就職活動の軸をあらためることにつながりました。面談時に日髙さんから「そこにある仕事に自分をあてはめていく考え方ではなくて、自分に適正のある仕事、やりがいのある仕事、楽しくできる仕事を追求すべき」というアドバイスをいただき、大きな気付きと学びを得ることができました。そこからは、自分がやりたいことを突き詰めていく職業選択へと考え方が変わっていきました。キャリアについて相談できて、なおかつ並走してくれる方の存在は私にとって非常に大きかったです。

長期インターンシップについて教えてください

キャリアサポートセンターから人材エージェントを紹介していただき、そちらを経由して参加しました。実際の業務を行いながら身体を慣らしていくことができたのは、非常に大きな経験になりました。参加したインターンはサポート体制も充実していて、在宅で自分のペースで仕事を進めることができました。チームでプレゼンをしたり、プロジェクトに携わったりする等、段階的にさまざまな業務を担当し、それらを通じて「働くこと」に対するイメージをより具体化することができました。

進路について教えてください

障がいのある方に向けて、インターンシップの運営やITの学習支援を行い、社会に出ていくことをサポートする職に就くことができました。学んできたITの知識やスキルを活かして働きたいという想いがあったことにくわえ、自分と同じような境遇の方を支えることができる、そして自分が10年間病気と向き合ってきたなかで経験してきたことをよい意味で活かせる、自分らしい選択ができたと感じています。

入学検討者にアドバイスをお願いします

障がいや慢性的な病気を持っている方は、将来への不安が大きいかと思います。私自身、歳を重ねるのが怖くてたまらない時期もありました。大学進学はハードルが高く、入学してからも上手くやっていけるか等の心配もあると思いますが、まずは一歩前進することが大切だと感じます。自分の未来を変えられるのは自分しかいません。そうして入学したことで、キャリアサポートセンターの方々をはじめ、多様なバックグラウンドを持つ学生との出会いが生まれ、就職につながりました。サイバー大学は、忘れられないような素敵な経験も味わえる学びの場です。ぜひ一歩踏み出して入学してみてはいかがでしょうか。

※掲載している内容はインタビュー当時の情報です。
※齋藤さんと本学キャリアサポートセンター長との対談動画も公開しています。




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