2024年6月11日 18:00

「ふくしま復興応援募金」(2023年度) 組合員から1,393万5,506円が寄せられました

福島県および、一般財団法人ふくしま百年基金へ贈呈

 生活協同組合コープみらい(本部:埼玉県さいたま市、代表理事理事長:熊﨑 伸、事業エリア:千葉県・埼玉県・東京都)は、福島県の復興支援を主な目的とした「ふくしま復興応援募金」を組合員に呼びかけ、2023年度は1,393万5,506円の募金が寄せられました。6月10日(月)、福島県内にて贈呈式を開催し、組合員から寄せられた募金を、福島県「東日本大震災ふくしまこども寄附金」および、一般財団法人ふくしま百年基金「ふくしまの未来と女性応援ファンド」に贈呈いたしました。

 

福島県への贈呈式(会場:福島県庁)。福島県こども未来局 吉成宣子局長(左)、コープみらい 古賀摩希子副理事長

ふくしま百年基金への贈呈式(会場:テルサホール)。ふくしま百年基金 鈴木祐司副理事長(右)、コープみらい 古賀摩希子副理事長

 

登壇者のコメントは以下の通りです。

【福島県 こども未来局 局長 吉成 宣子 様】

毎年ありがとうございます。福島のことを忘れず、毎年こうしてお気持ちをお寄せいただくことにとても感謝しております。いただいた寄附金は、震災による遺児・孤児への支援や本県子どもたちが将来の夢に向かって能力を高めながら健やかに成長できるような取り組みなどに活用させていただきます。

 

【一般財団法人ふくしま百年基金 副理事長 鈴木 祐司 様】

3.11を経験した福島は、時間の経過とともに残された課題も浮き彫りになってきています。皆さまよりいただいたお気持ちを福島の復興に役立てるべく尽力してまいります。

 

【生活協同組合コープみらい  副理事長 古賀 摩希子】

震災から13年が経過しましたが、コープみらいでは、「忘れない」「伝える」「続ける」「つなげる」を合言葉に、ふくしまの復興のための募金に取り組んでいます。組合員から寄せられた募金とその募金に込められた想いをお届けいたします。

 

「ふくしま復興応援募金」概要
コープみらいは、東日本大震災発災直後から被災地の要請に応じた災害復旧・復興ボランティアの派遣、福島県内の生協と連携し原発事故で町ごと埼玉県へ避難した双葉町民への支援、福島の農地に必要な対策を取るために放射線量を調べる「土壌スクリーニングプロジェクト」への支援、「福島の子ども保養プロジェクト」への支援など、さまざまな活動を継続してきました。
2019年度まで実施してきた「東日本大震災復興支援募金」は、2020年度からその想いを引き継ぎ、東日本大震災と原発事故からの福島の復興の取り組みを応援するため、「ふくしま復興応援募金」として実施しています。

実施期間: 通年(2023年度分は2023年3月21日から2024年3月20日まで)
募金方法: 宅配サービス「コープデリ」の注文による募金、ポイントを使った募金
     ※ポイントは1ポイント=1円
     店舗に設置した募金箱、ならびにレジ精算時の募金、ポイントを使った募金
     組合員施設「コーププラザ」募金箱での募金
募金額:  1,393万5,506円(2023年度)
募金の送付先および金額:
    ・福島県「東日本大震災ふくしまこども寄附金」へ908万506円
    ・一般財団法人ふくしま百年基金「ふくしまの未来と女性応援ファンド」へ485万5,000円

 

ふくしま百年基金「ふくしまの未来と女性応援ファンド」と助成団体決定について
「ふくしま復興応援募金」の寄付先の1つである「一般財団法人ふくしま百年基金」は、地域や賛同する企業の寄付(資金)とNPOなどの活動団体をつなぐハブ的な役割を果たす団体です。ふくしま百年基金では、「ふくしま復興応援募金」を原資に「ふくしまの未来と女性応援ファンド」を設置し、福島の復興、とりわけ昨今のコロナ禍でいっそう困難に直面し取り残されている、あるいは取り残されるおそれのある女性への支援活動等を助成する事業を行っています。助成団体は毎年公募・選定され、2024年度の助成団体には5団体が選定されました。今回の寄付金は25年度の各団体の助成事業に活用されます。

コープみらいでは、「忘れない」「伝える」「続ける」「つなげる」を合言葉に、被災された方々のニーズに寄り添いながら、一日も早く平常の生活に戻られることを願い今後も支援活動を続けてまいります。