2024年6月13日 15:00

コープの牛乳で、アフリカの子どもたちの栄養改善を支援する 「ハッピーミルクプロジェクト」 2023年度は1,959万9,820円が寄せられました

 コープデリ生活協同組合連合会(略称:コープデリ連合会、代表理事理事長:熊﨑 伸、本部:埼玉県さいたま市、会員生協:関東信越6生協)は、アフリカの子どもたちの栄養不良を改善する活動を支援する「ハッピーミルクプロジェクト」(2023年度)で集まった1,959万9,820円を、公益財団法人日本ユニセフ協会に寄付いたしました。

寄付金は日本ユニセフ協会を通じて、コートジボワール共和国の栄養改善プログラムと自然災害や紛争で苦しむアフリカ諸国の子どもたちのために使われます。

日本ユニセフ協会 海老原 隆一様(左)と、とちぎコープ 塚原 政雄理事長

 

 「ハッピーミルクプロジェクト」は、コープデリグループの社会貢献の取り組みの一つとして2008年度に始まりました。コープの牛乳の売り上げの一部をユニセフに寄付し、アフリカの子どもたちの栄養改善をサポートする取り組みです。
2008年度から2013年度はモザンビーク共和国、2014年度から2019年度はシエラレオネ共和国を支援し、支援対象地域の栄養改善の取り組みが大きく前進しました。2020年度からは、コートジボワール共和国で栄養改善の取り組みを開始。また2017年度からは、指定した支援国に加え、日本ユニセフ協会「ユニセフ・アフリカ栄養危機緊急募金」にも寄付を開始し、自然災害や紛争で苦しむアフリカの子どもたちにも対象を広げています。

 寄付金贈呈式は6月12日(水)、とちぎコープ生活協同組合の第35回通常総代会(会場:ホテル東日本宇都宮)の中で行いました。2023年度にお買い上げいただいた牛乳7,283万9,803本分の売り上げの一部と、コープデリ宅配を通じて寄せられた募金を合わせた計1,959万9,820円の目録を、日本ユニセフ協会へ贈呈いたしました。

 

「ハッピーミルクプロジェクト」概要
【2023年度期間】 2023年3月21日(月)~2024年3月20日(月)
【対象品目】 CO・OPマークのついた牛乳(全25種類)
【寄付金額】 1,959万9,820円(2008年度~2023年度累計2億8,737万1,596円)

※写真は一例、コープデリにいがたは魚沼牛乳、ゆめっ子牛乳も対象
※牛乳の利用を通じた募金のほか、コープデリ宅配を通じた募金も受け付けています

■コートジボワール共和国の子どもたちの状況
コートジボワール共和国は、2002年から約9年間の内戦を経験しました。内戦の影響は色濃く、子どもの13人に1人が5歳の誕生日を迎えることができません。年間68,000人以上の子どもが命を失っていて、その約半数以上は栄養不良が原因で亡くなっています。(出所:世界子供白書2023)

©UNICEF/UN0452591/Dejongh

 

■主な支援内容
コープデリのサポートするプログラムでは、子どもたちや母親たちを対象とした栄養不良の改善を目指しています。品質の良い栄養補助食品を低コストで生産できる製造所をつくり、子どもたちに与えることで栄養改善を進めます。また多くの母親に栄養改善に必要な知識を広げ、栄養不良を予防します。

 

『ハッピーミルクプロジェクト』の詳細は公式サイトをご参照ください。
URL:https://sustainability.coopdeli.coop/four-project-milk.html