~オースティン・バーサヴィッチ選手が王者に、優勝賞金2万5千ドルを獲得!~
Wizards of the Coast LLC(本社:アメリカ合衆国ワシントン州レントン、CEO:Chris Cocks)は、トレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング(以下、マジック)」のデジタルゲーム版「マジック:ザ・ギャザリング アリーナ(以下、MTGアリーナ)」による競技マジ…
Wizards of the Coast LLC(本社:アメリカ合衆国ワシントン州レントン、CEO:Chris Cocks)は、トレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング(以下、マジック)」のデジタルゲーム版「マジック:ザ・ギャザリング アリーナ(以下、MTGアリーナ)」による競技マジックの頂点に位置する世界大会「2020年シーズン・グランドファイナル」を、日本時間の2020年10月10~12日にオンライン上にて開催しました。
今大会には「2020プレイヤーズツアーファイナル」および「2020ミシックインビテーショナル」というそれぞれ異なるハイレベルイベントの各上位16名、計32名が参加。3日間に渡る激闘の末、アメリカのオースティン・バーサヴィッチ選手が優勝、賞金の25,000米ドルを獲得しました。
2020年シーズン・グランドファイナル優勝者 オースティン・バーサヴィッチ選手(アメリカ)
また今大会では英語版生放送と共に日本語による生放送を実施。日本人トップレベルプレイヤーやプロリーグ所属選手たちの解説のもと、多くの視聴者がイベントを観戦しました。
2020年シーズン・グランドファイナル イベント特設ページ
https://mtg-jp.com/coverage/2020grandfinals/
2020年シーズン・グランドファイナル ロゴ
[イベント] 2020年シーズン・グランドファイナル
[開催期間] 太平洋時間2020年10月9~11日
[参加者数] 32名
[賞金総額] 250,000米ドル
[優勝賞金] 25,000米ドル
「2020年シーズン・グランドファイナル」は、テーブルトップ(紙製品)の最強プレイヤーが集った7月の「2020プレイヤーズツアーファイナル」、そしてMTGアリーナの最強プレイヤーが集った9月の「2020ミシックインビテーショナル」より、それぞれ上位16名ずつ、計32名が参加した2020年シーズンの総決算とも言えるイベントです。
MTGアリーナ ロゴ
今大会のフォーマット(レギュレーション)は「スタンダード」および「ヒストリック」の2種目。スタンダードは直近約2年以内に発売されたセットのカードから60枚以上のデッキを構築して対戦を行う形式です。対してヒストリックは過去にMTGアリーナ上で実装されたセットのカード+独自に加えられた特殊なセットのカードを使用することができる独自のフォーマットとなります。
今回日本からはマジック・プロリーグ(以下、MPL)所属の行弘賢選手、マジック・ライバルズリーグ(以下、ライバルズ)所属の熊谷陸選手、世界選手権2011での優勝経験を持つ彌永淳也選手の3名が参加しました。
2020年シーズン・グランドファイナル 日本人参加選手
■2020年シーズンの締めくくりにふさわしい戦いが展開
日本時間の10月10~11日に行われた2日間の予選ラウンドではそれぞれ6回戦ずつが展開。世界有数の選手たちが激闘を繰り広げる中、先んじて8勝したプレイヤーからトップ8へと組み込まれていきます。そして最終戦が終了し、以下の8名が3日目の決勝ラウンドにて争うこととなりました。
オースティン・バーサヴィッチ(アメリカ)
オータム・バーチェット(イングランド、MPL所属)
セス・マンフィールド(アメリカ、MPL所属)
パトリック・フェルナンデス(ブラジル)
ラファエル・レヴィ(フランス、MPL所属)
エマ・ハンディ(アメリカ、ライバルズ所属)
アーロン・ガートラー(アメリカ)
ガブリエル・ナシフ(フランス、MPL所属)
2020年シーズン・グランドファイナル トップ8入賞選手
そして訪れた決勝ラウンド。フォーマットはスタンダード、形式はダブルエリミネーション(2敗で脱落)で行われました。手に汗握る激闘の末、チャンピオンシップマッチに進出したのは勝者側ブラケットを突破したアーロン・ガートラー選手、そして敗者側ブラケットを勝ち上がったオースティン・バーサヴィッチ選手に。通常1マッチ2ゲーム先取で決着となりますが、チャンピオンシップマッチでは2「マッチ」先取で決着となります。
奇しくもチームメイト同士での対決となったチャンピオンシップマッチ。使用デッキはもちろん同じ「オムナス・アドベンチャー」です。ここまで来ると勝敗を分けるのは純粋な技量、そして天から授かる運のみと言っても過言ではありません。
チャンピオンシップマッチを戦うガートラー選手とバーサヴィッチ選手
第1マッチでは2ゲームを先取する形でバーサヴィッチ選手が勝利。続く第2マッチはバーサヴィッチ選手、ガートラー選手の順でゲームを取るも、最終的にバーサヴィッチ選手がサイドボードからカードを呼び寄せる《願いのフェイ》とそのコピーから、生け贄に捧げたクリーチャーのパワー分ダメージを与える《投げ飛ばし》と妨害呪文を弾く《否認》の2枚を取得。敗北を悟ったガートラー選手が投了し、2マッチを先取したバーサヴィッチ選手の優勝が確定しました。
リモートでの大会ながら、全身で勝利の喜びを表すバーサヴィッチ選手
それぞれの大会の結果や出来事をまとめた記事など、詳しくはイベント特設ページ( https://mtg-jp.com/coverage/2020grandfinals/ )をご覧ください。また今大会については計3日間、豪華実況解説陣をお招きしての日本語生放送をリモートにて実施いたしました。今からでもビデオアーカイブをご覧いただけますので、ぜひご視聴ください。
[YouTube]
1日目:
2日目:
3日目:
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