2025年12月17日 13:30

Hondaの新型軽乗用EV「N-ONE e:」に植物由来のバイオエンプラ「DURABIO」が採用

 三菱ケミカル株式会社(本社: 東京都千代田区、社長: 筑本 学、以下「当社」)は、本田技研工業株式会社(以下「Honda」)が2025年9月12日に発売した新型軽乗用EVの「N-ONE e:(エヌワンイー)」のインストルメントパネルに、植物由来のバイオエンプラ「DURABIO™(デュラビオ™)」が採用されたことをお知らせします。

 DURABIO™は、植物由来のイソソルバイドが主原料のバイオエンジニアリングプラスチックです。従来のポリカーボネート樹脂と比較し、高い透明性、優れた光学特性などの特長があるとともに、植物由来のポリマーでありながら、耐候性や耐久性にも優れた素材です。

 着色剤を配合するだけで光沢のある高度な意匠性を実現し、従来必要であった塗装工程を省き、製造時に発生するVOC(揮発性有機化合物)を低減するという優れた特性が評価され、今回の採用に至りました。

 当社は、これからもDURABIO™の展開を通じ高付加価値な製品を提供するとともに、サステナブルな社会の実現に貢献していきます。

ご参考:
■「DURABIO™」製品サイト
https://www.m-chemical.co.jp/products/departments/mcc/pc/product/1200363_9344.html
■Honda「N-ONE e:」製品サイト
https://www.honda.co.jp/N-ONE-e/