SHEINは、サプライチェーン・パートナーを支援するプログラム「サプライヤー・コミュニティ・エンパワーメント・プログラム(SCEP)」を実施し、設備の強化や、業界全体の発展に貢献する革新的な手法の開発に取り組んでいます。製造サプライヤーとその中の就業者のエコシステムを強化するために、2028年まで総額7,000万米ドルの投資を予定しており、2024年末までに、SHEINはSCEPの取り組みに3,300万米ドル以上を支出してきました。
SCEPの取り組みは、SHEIN が掲げる責任ある調達(SHEIN’s Responsible Sourcing:SRS)プログラムに基づいており、サプライヤーで働く従業員がSheinのサプライチェーンガバナンスに関するポリシーに準拠し、不当な労働条件にさらされないようにすることを目的としています。
施設の強化:SHEINはこれまでにSCEPを通じて、50万平方メートルを超える203の施設を改修・アップグレードしてきました。これらのアップグレードされた施設は、SHEINのモデル工場基準に基づいて設計されており、フロアレイアウトの改善、スペース効率と生産性の向上に加え、部門間の未完成衣料品の搬送に自律走行車(AGV)を活用するなど、革新的な技術の導入を可能にしています。
SHEINは設立以降、中国南部における工場の改修・拡張工事に$750万米ドルを超える資金を投入してきました。
さらに、SCEPは地域社会へのサービスの一環として、工場以外の施設の強化も検討しており、労働者用食堂の建設または改修に約28万米ドル、移民労働者用の無料宿泊施設の建設または改修に43万米ドル以上の資金を長年にわたり拠出しています。
技術の強化:
SCEPへの投資を通じて、衣料品製造イノベーションセンター(CIGM)を設立しました。CIGMは、研究開発、効率的で迅速な生産における最善の方法の確立、SHEINの製造サプライヤーへの重要な学びの提供を通じて、衣料品製造業界を向上させ、組織や製造工程の変革を推進するためのSHEINの取り組みの一つです。
2023年4月に、CIGMに2028年まで推定4,000万米ドルを投資すると発表し、すでに2,300万米ドル以上を2024年末までに投資しました。58,450㎡の敷地を持つCIGMは、生産工程全体の自動化と効率化を促進する無人搬送車(AGV)の使用など、先進的な小ロットのオンデマンド生産モデルやアプリケーションを含む、衣料品製造の革新的なソリューションの研究開発を行っています。
またCIGMは、2024年の1年間で複雑な職人技の手法や特殊な布地での作業に特化した新しい技術や道具に関する特許を合計30件提出しました。
トレーニングとスキル向上:
2024年、SHEINは485回のトレーニングセッションを実施し、20,000人を超える参加者を対象に、ビジネスとオペレーションプロセス、衣料品生産における最新技術、品質検査と保証に焦点を当てた認定コース、および国家職業技能レベル認定に関するトレーニングを実施しました。
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