地域産業の成長を支える、次世代物流の共創 ー 野村不動産株式会社

2026.4.8 17:00

野村不動産は、高機能物流施設「Landport(ランドポート)」シリーズを展開し、企業のロジスティクスを多角的に支援している 。同社の強みは、賃貸型マルチテナント倉庫でありながら、エリア特性や荷主のニーズに合わせた「使いやすさ」を実装するカスタマイズ性にある 。例えば、京都伏見では冷凍冷蔵設備の導入を見据えた高い天井高を確保し、北伊丹では作業用空調を標準実装するなど、入居後の追加工事負担を軽減する仕様を提案している 。小割り区画の設置により、大規模拠点から小規模利用まで幅広いターゲット層の課題解決に貢献しているのが特徴だ 。

「Techrum」が導くAIと自動化の融合

深刻化する人手不足への対応として、同社はハード面の提供に留まらないソリューションを展開している 。その中核となるのが、マテハンメーカーやシステム会社と連携した自動化・省人化支援プログラム「Techrum(テクラム)」だ 。現在はパートナー企業にAI関連会社を加える検討を進めており、最新テクノロジーを物流現場へシームレスに導入する枠組みを構築している 。倉庫という「箱」の提供に、最適なオペレーション提案を組み合わせることで、物流を止めない強靭なサプライチェーンの構築を技術・ソフト両面から牽引している 。

蓄積されたノウハウで物流課題の解決に挑

2007年頃から積み上げてきた物流施設開発の知見は、特定のお客様に「刺さる」仕様を導き出す独自のノウハウへと昇華されている 。西日本エリアでは京都伏見や北伊丹で3万坪を超える大型物件の竣工を控えており、地域産業に特化した物流拠点の供給を加速させる方針だ 。同社は、自社の施設を最大限に活用してもらうことで、自動化や労働環境の改善といった業界全体の課題解決に向き合い成長することを目指している 。