2018年12月7日 12:45

内定辞退者の辞退理由に新発見

内定辞退者の辞退理由として「自分が入りたいと思った会社が、他に見つかったから」という回答が多くあがります。

ナビサイトなどの普及により多数の企業と学生が接触できるようになりましたが、手軽な分、その企業や業界に対する研究と理解は薄まってしまった、ということがあります。

そのため、内定を出す側も受ける側も相互理解が曖昧であったり、ズレが生じていることにより「内定辞退」が生じます。

その内定辞退の背景を調査したところ、「平均6社、同時に選考を受けている」ことがわかりました。

更に、大卒求人倍率9.91倍をもとに内定数を単純計算すると、一人当たり平均10社程度内定が出ることになります。
※学生が300人未満のみの中小企業を受験した場合

結果、必ず、どこかの企業で「内定辞退」が生まれます。

このような状況のなか、自社が選ばれる=自社での内定辞退率ゼロにするためには、「他社にない」「一番強い」ところをつくる取り組みが有効であり、社長自らが採用活動において、「他の企業を選んでしまったら仕方ない」と思えるくらい、やれることは全部やり尽くす必要があります。