2020年8月10日 00:00

【NEWS LETTER しまねの観光案内書】NEWS! 令和2年度「日本遺産」に益田市・大田市が新登録!

文化庁から発表された令和2年度「日本遺産」に、島根県から2件のストーリーが認定されました。新たに登録されたのは、益田市の「中世日本の傑作 益田を味わう~地方の時代に輝き再び~」と、大田市の「石見の火山が伝える悠久の歴史~“縄文の森” “銀(しろがね)の山”と出逢える旅へ~」の2件です。

「中世日本の傑作 益田を味わう~地方の時代に輝き再び~」

<ストーリーの概要>

海に国境のない時代―中世。山陰地方の西端のまち、益田は大きな輝きを放っていました。益田の人々は、中国や朝鮮半島に近い地理と豊富な地域資源を活かして日本海交易を進め、領主の益田氏は優れた政治手腕を発揮して平和を実現しました。経済的繁栄と政治的安定のもと、どこにもない文化が花開きました。
現在の益田にはその歴史を物語る、港、城、館の遺跡と景観、寺院や神社、町並み、庭園、絵画、仏像などの一級品がまとまって残っています。このように、時代と地域の特性を活かして輝いた益田は、中世日本の傑作であり、全国でも希有な中世日本を味わうことのできるまちなのです。 
(益田市HP:https://www.city.masuda.lg.jp/site/kanko/

「石見の火山が伝える悠久の歴史~“縄文の森”“銀(しろがね)の山”と出逢える旅へ~」

<ストーリーの概要>

地下へ続く階段を下りていくと、目の前にそびえ立つ幾本もの巨大な木――。三瓶山の噴火で地中深くに埋まった縄文時代の木々が、悠久の時を超え、当時のままの姿を現しているのです。
火山大国である日本。人々を脅かす噴火ですが、石見の国おおだには様々な恩恵をもたらしてくれました。かつて世界に「ジパング(日本)」の名をとどろかせた石見銀山の鉱床もマグマから生まれたのです。そして火山が育んだ豊かな大地は生活を潤してくれました。暮らしの根っこに火山の歴史が息づくまち、石見の国おおだ。ここには火の国のめぐみと出逢える旅が待っています。
(大田市HP:https://www.city.ohda.lg.jp/topics/3418

 

<島根県内の日本遺産> ※平成27年度~令和1年度に認定された5件

「津和野今昔」(津和野町;H27年度) http://tsuwano100.net/

「出雲國たたら風土記」(雲南市・安来市・奥出雲町;H28年度) https://tabi.tetsunomichi.gr.jp/

「日が沈む聖地出雲」(H29年度;出雲市) https://izumo-japan-heritage.jp/

「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間」(H30年度;浜田市ほか) http://www.kankou-hamada.org/modules/guide/index.php?action=SpotNear&spot_id=1264

「神々や鬼たちが躍動する神話の世界~石見地域で伝承される神楽~」(令和1年度;石見部9市町) https://www.all-iwami.com/

 

【日本遺産とは】 
文化庁が平成27年度より「日本遺産魅力発信推進事業」をスタート。地域の活性化を目的に、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語る“ストーリー”を「日本遺産」として認定し、対象となる有形・無形の文化財群を総合的に活用する取組の支援を行う。令和2年度は、全国で21件が新たに認定され、累計104件が登録されています。 https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/index.html

島根県基本情報

県庁所在地:松江(島根県松江市殿町1番地)
県知事:丸山達也
面積:6,708,26k㎡
総人口:668,440人(令和2年6月1日現在)
県の木:クロマツ、県の花:ボタン、県の鳥:ハクチョウ
県の魚:トビウオ、
世界遺産:石見銀山遺跡とその文化的景観(大田市)
無形文化遺産:石州半紙(浜田市)
国宝:出雲大社本殿、神魂(かもす)神社本殿、松江城天守 など

しまね観光ナビ:https://www.kankou-shimane.com/

日比谷しまね館情報

令和2年5月29日オープン!
島根県の物産・観光・移住情報など魅力が盛りだくさんのアンテナショップ。
首都圏における島根県の新たな情報発信・活動拠点です。

〒100-0006
東京都千代田区有楽町1-2-2 日比谷シャンテ地下1階
営業時間 11:00~20:00/定休日 日比谷シャンテの休業日に準ずる
https://www.shimanekan.jp/