2021年3月31日 14:00

【しまねの観光案内書 春編】巨大な岩がき、脂たっぷりのアジ、完熟いちご…春の旬グルメをたっぷりと!

自然豊かな島根県はまさに食材の宝庫。島根県が誇る春の味覚をご紹介します!

島根県では、観光事業のテーマとして「美肌」「歴史・文化」「自然」「伝統」を掲げ、首都圏を中心にPRを実施しています。本資料「しまねの観光案内書 春編」では、春の島根県の魅力の他、島根県の最新情報をご紹介いたします。

<春に旬を迎える島根グルメ情報>

松江いわがき(松江市)

旬の時期:3月~6月
島根県は、隠岐郡西ノ島町にて全国に先駆けて岩がきの養殖に成功。「隠岐岩がき」として知られますが、松江市でも岩がきの養殖とブランド化を進めています。
【特徴】
迫力のある大きさ、肉厚でぷりぷりの食感、”濃厚でクリーミーな味わい。
【おいしさの秘密】
日本海・島根半島島根町のプランクトンとミネラルが豊富な海水で、3年から5年の年月をかけてじっくり丁寧に育てています。検査も徹底しており、生食で食べても安心です。

どんちっちアジ(浜田市)


旬の時期:4月~8月
島根県西部沖で獲れるマアジは脂ののりが良く、「アジの大トロ」とも称されています。
【特徴】
マアジの脂質含有量の調査が行われた結果、浜田港に水揚されるマアジは他産地のものより脂肪含有量が高く、旬には10%を超え、時に15%を超えることが分かりました。(一般のアジは3.5%)浜田市では規格を設定し「どんちっちアジ」としてブランド化しています。「どんちっち」とは県西部の伝統芸能「石見神楽」のお囃子を表した言葉です。
【おいしさの秘密】
島根県西部沖には“カラヌス”と呼ばれる体の半分以上が脂で構成されているプランクトンが生息しており、これが島根県西部沖のマアジの栄養源となり、豊富な脂質含有量に関連しているのではないかと考えられています。
【食べるには】
旨味たっぷりのコク深い味わいで、刺身やアジフライの他、焼いても煮ても、どんな料理にも合います。
食堂から居酒屋、ホテル・旅館まで、浜田市内の多くのお店でお楽しみいただけます。

安来のいちご(安来市)


旬の時期:12月~5月
安来市は、山陰一の栽培面積を誇る〝いちご〟の産地。市内には65か所のいちご農園があります。
【おいしさの秘密】
島根県は朝晩の気温が低く日照時間が少ないので、いちごが熟すまでに時間がかかり、収穫量も少なくなります。しかし、じっくりと時間をかけて熟成する分、果肉が柔らかく糖度も高い繊細で奥深い甘味を持ついちごが育ちます。
【島根県周辺にしか流通していない】
完熟したいちごは傷むのも早く、鮮度を大切にする安来のいちごは近隣でしか流通されていません。
通販もほとんどなく、真っ赤に完熟した新鮮で美味しいいちごは安来の地だからこそ味わえます。
【いちご狩り】
安来市内では5カ所の農園でイチゴ狩りを楽しむことができます。事前に予約が必要な農園もあるのでので、早めにチェック・予約をおすすめします。
【いちごスイーツ】
いちご王国の安来市には安来産のいちごを使用したスイーツも盛り沢山!ソフトクリームやケーキ、ドーナツ、どら焼き、いちご大福、シュークリームなどなど、数え切れないほど豊富なバリエーションです。

★“山陰以外には出回らないイチゴ”!島根県オリジナル品種「おくに」


2007年から開発され、2013年に認可が下りた島根県オリジナル品種。
<特徴>
14度以上の糖度と、すもものようなフルーティーな香り、果実はオレンジがかっており、中は真っ白なのが特徴。実が柔らかく、傷つきやすいという理由で他のいちごより育てづらく、安来市でもわずか3軒の農家でしか作られていません。そのため山陰以外には流通していないレアないちごと言われています。