2023年8月31日 10:00

新東通信と新菱冷熱工業、「LIMEX」製の配管識別シートを共同開発

株式会社新東通信(本社:東京都中央区、愛知県名古屋市 代表取締役会長兼社長:谷 喜久郎、以下「新東通信」)と新菱冷熱工業株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 加賀美 猛)は、石灰石を主原料とする環境配慮素材「LIMEX(ライメックス)」を使った建設現場向け配管識別シートを共同で開発し、9月より販売を開始します。

本シートは、従来のプラスチック製品に比べCO2を含む温室効果ガスの排出量を約30%削減(※1)することで環境負荷の低減、プラスチック使用量削減につながります。また、使用後に回収しLIMEX素材に再生できる、循環型経済モデル「サーキュラーエコノミー」に貢献できる製品です。
新東通信は株式会社TBMの総代理店として、LIMEX製品の普及・販売に加え、LIMEX素材を使った製品開発を企業・自治体等多様なパートナーと行っています。
今後も新東通信は、サーキュラーエコノミーへの貢献やSDGsの目標達成に向け積極的に取り組んで参ります。

■「LIMEX製 配管識別シート」の特徴

・優れた耐久性・耐水性により、冷温配管等での使用が可能
LIMEX Sheetを使用しているため、耐久性・防水性に優れ、高低温の配管の表示シートとしてご利用いただけます。

・石油由来樹脂の削減に貢献
LIMEX Sheetの主原料が石灰石であるため、従来の石油由来のプラスチックシートと比べ、約30%のCO2を含む温室効果ガスの削減(※1)が可能となります。

・使用後にシート回収を行うことで、次のLIMEX素材へ再生可能
LIMEX Sheetは使用後回収し、再ペレット化することで、次のLIMEX素材として再生利用することが可能です。

■LIMEXとは

LIMEXは、炭酸カルシウムなどの無機物を50%以上(重量比)含む、無機フィラー分散系の複合素材です。(※2)主原料が石灰石であるため、プラスチックや紙の製品を製造する際に使用する石油や水や森林資源など、資源の保全に貢献することができます。その環境性能については、製品の原材料調達から生産、流通、使用、廃棄に至るまでの製品のライフサイクルにおける環境影響を科学的に分析するライフサイクルアセスメント(LCA)という手法を用いて算定し、素材開発に活用しています。すでに10,000以上(事業所数含む)の企業や自治体等にて採用されており、世界40カ国以上で特許を取得、COPやG20などの国際会議で紹介される他、日本の優れた技術として、UNIDO(国際連合工業開発機関)のサステナブル技術普及プラットフォーム「STePP」 に登録されています。

(※1)同じ厚み(同体積 または 200μm)のPVC・ABSシートとの比較。株式会社TBMによる概算での参考値であり、保証値ではありません。

(※2)一般社団法人日本規格協会が発行するJSA規格では「無機成分を主成分とする無機・有機複合マテリアル(JSA-S1008)」と定義されています。

■新東通信について

代表者:代表取締役会長兼社長 谷 喜久郎
東京本社:東京都中央区銀座4-2-15 塚本素山ビル(総合受付2F)
名古屋本社:愛知県名古屋市中区丸の内 3-16-29
事業概要:総合広告事業、展示会事業、インフルエンサー事業、デジタル事業、地域創生事業、SDGs事業、PFI事業、スペイン事業 等
会社HP :https://www.shinto-tsushin.co.jp/

「何かおもろいことないか」を行動原理に、地域、社会に貢献する活動を推進する広告会社。愛・地球博、名古屋シティマラソン、GREEN WORK HAKUBA 等数々の地方創生事業に取り組み、生活者、地域、社会、クライアント企業を繋ぎながら、SDGsに資する活動を行っています。

■新菱冷熱工業株式会社について

代表者:代表取締役社長 加賀美 猛
本社:東京都新宿区四谷1-6―1
事業概要:空調・給排水衛生・電気、コージェネレーションなど総合的な設備工事を担い、脱炭素社会の実現に技術で貢献する1956年創業の会社。経営ビジョン「さわやかな世界をつくる」のもと、建築環境エンジニアリングのリーディングカンパニーとして、国内外で数多くのビッグプロジェクトを手がけています。

■株式会社TBMについて

代表者:代表取締役 CEO 山﨑 敦義
本社:東京都千代田区有楽町 1-2-2 15F
事業概要:環境配慮型の素材開発及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業等を推進しています。

■本リリースに関するお問い合わせ先

株式会社新東通信 LIMEX事業部 担当:古野
TEL: 052-951-3875 E-mail: limex@shinto-tsushin.co.jp