2023年12月11日 00:00
社員教育?アウトソーシング?ヘッドハンティング?どれが一番効果的か
なぜ地方の中小企業でデジタル化が進まないのか?一番の要因は”人的・金銭的余裕がない”から。 結論から言うと、地方の中小企業が取るべき手段は「社員教育」の一択です。 では、どうやって・・・
経営者であれば、何らかの投資をする際に一番最初に考えるのが
それにかかるコストが「ランニング」なのか?「イニシャル」なのか?ではないでしょうか。
そしてランニングよりはイニシャルのほうがハードルが下がるのはご理解いただけるでしょう。
その視点で分類するとアウトソーシングはランニング、社員教育とヘッドハンティングはイニシャルに
分けることができます。
というそれぞれ反するメリット・デメリットがあります。
その中で判断するという選択肢はありますが、
現実的にはヘッドハンティングできる人材は地方には皆無といって良く、
また中央から引っ張ってくる場合、相当のコスト(おそらく想像以上)がかかり、
社内の給与バランスが崩壊してしまいます。
つまり、実質的には選択肢になっていないと思ったほうがいいでしょう。
例えば事業を拡大(倍増)しようと思ったときに、
アウトソーシングであれば、かかるコストも単純に倍になります。
一方で社員教育であれば、一度、人材を育ててしまえば、
担当を増やそうと思った場合、コストはほとんどかかりません。
よって投資効果で考えても社員教育のほうが断然有利です。
さらに、もし仮にアウトソーシング(業務委託)という選択を行った場合でも、
社内にITリテラシーを持った人材がいなければ、
その委託業者の評価は誰がするのでしょうか?
毎月、報告会のようなものは行われるでしょうが、
それを見て、良い悪いの判断は誰もできません。
結局は委託業者の言いなりになるだけです。
様々な視点で考えても、社員教育こそが唯一の手段といえるのです。
真っ先に思い浮かぶのが、どこかのセミナーに参加したり、
なんらかのテキストを購入して勉強させる、といったところでしょう。
まず、最初にお伝えしたいのはセミナーはほぼ無意味です。
そもそもセミナーというのは、経営者にその必要性や有効性を理解させるために
あるもので、実践においては得られるものはほとんどありません。
そもそも数回のセミナーで実践レベルまで引き上げることが可能なら
既に多くの企業がやっているでしょうし、
なぜ地方の中小企業でデジタル化が進まないのかという問題にすら
なっていないでしょう。
結局は何らかのテキストで学ぶしかないのですが、
これがなかなか難しいのも現実です。
それが解っているので、どのテキストがいいのかを
ググったり、口コミを見て探しまわるといったことが
実態として行われているのではないでしょうか。
ちなみに弊社のサービス名では「デジタルコンサルティング」と
呼んでいますが、家庭教師のほうが解りやすいので
そのように説明しました。
つまり一定期間、弊社のスタッフが併走しながら
実際に御社のデジタルマーケティングを実践し、
担当者のスキルを高めていく、というビジネスモデルです。
今まで「何を学べばいいのか」で悩んできた企業様、担当者様、
答えはそこにはなく、「どうやって学ぶか」が重要、
というのが弊社が出した結論です。
またこの方法は、実際にデジタルマーケティングを実践しながら学べるので、
実は学びながら「成果」も期待できる(つまり投資期間中から回収できる)、
という点が最大の特徴です。
要するに「アウトソーシング」のメリットと、
「社員教育」のメリット、それぞれをいいとこどりして、
できるだけリスクを少なくする、それこそが地方の中小企業において
デジタル化を進めるうえで最も有効な手段と考えたのが
最後に、何を学ぶかはさほど重要ではない、と先述しましたが
参考までに弊社が使っているテキストを紹介して終わります。
*弊社の「デジタルコンサルティング」をご利用いただくお客様には
デジマナの導入(必須)をお願いしております。
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