2020年7月16日 00:00

伝統と最新の“食”の こだわりが同居する オンリーワンの街 「松戸」で、いま女性に オススメしたい店6選

松戸市内には、店主がこだわり抜いたメニュー・商品を提供している飲食店がたくさんあります。渋谷や表参道、新宿、銀座などの流行の発信地からおよそ40~50分で、市民の多くがそれらのエリアを含む都内へ通勤しているためか、「感度の高い市民の舌に、こだわりと価格で応える店主」という構図が随所にみられます。また、松戸には「“実力と本気を兼ね備えている”と認めた人に、とことんエールを送る気質」があるようで、今回取材した店主たちは「地域の人々に応援してもらった」と口々に述べています。それらが、“食にこだわりのあるオンリーワンの店があつまる街”への成長に寄与してきたようです。今号では、長きに渡って地域に愛される店や、オープンから比較的日が浅いものの、そのこだわりが支持され熱い人気を獲得している店など、いま女性にオススメしたい飲食店6店をご紹介します。

※価格は全て税込です。また、店舗情報は令和2年6月末時点のものです。

 

R-S(アールズ)

JR北小金駅からバスと徒歩でおよそ15分の小金原団地内にある、知る人ぞ知るハンバーガーの名店。店名に込められた意味は“Rの集合体”。オーナーご自身と実妹のイニシャルがRであること、修行先だったハンバーガーの有名店「Rainbow Kitchen」(文京区千駄木)の頭文字がRであることに由来しています。

使用しているバンズは、松戸が誇るパンの名店「Zopf(ツォップ)」製。なんと、オーナー同士の実家がお隣同士という縁で実現。お付き合いは2008年のオープン時からはじまり、いまも続いているとのこと。「うちのハンバーガーにとって、Zopfさんのバンズはなくてはならない存在」(島本オーナー)というほどです。

豊富なメニューの中での女性人気No.1は、『アボカドチーズバーガー』(1,250円)。香ばしい表面と弾きのつよい生地が特徴のバンズ、オージービーフ100%のパティ、美容や健康によいとされているたっぷりのアボカドととろけたチーズ、新鮮なトマト・レタス・オニオン、さわやかなソースが見事に融合した、三位一体の味と食感を楽しめる逸品です。

 

食後のオススメは「ラムレーズンシェイク」(800円)。細かく刻まれたラムレーズンのシャリシャリ感が新鮮な、デザートにぴったりのドリンク。

店舗情報

住所

松戸市小金原6-2-6

営業時間 11時~22時(21時ラストオーダー)
定休日

火曜日

アクセス

JR常磐線(各駅)「北小金駅」南口からバスおよび徒歩で約15分

 

MAHAMERU COFFEE 

インドネシア・ジャワ島の農園で獲れたコーヒー豆だけを使ったスペシャリティコーヒーを堪能できる、インドネシアコーヒー専門店。

2016年10月のオープン以来、上質なコーヒーを楽しめると口コミで評判に。週1回大阪から訪れるお客さんがいたり、コーヒー関連の有名企業の重役や松戸の著名なシェフが足繫く通ったりするなど、通をうならせる一杯を提供しています。本格的だからといってお店に入りづらい雰囲気はなく、一度行けば、オーナー・リノ センレワさん(右写真上部)の気さくな性格に魅了されるでしょう。

お店の一番人気は、「ブレンドコーヒー」(500円)。リノさんが、お客さんの好みだけでなく、体調や来店前に食べたもの、この後の予定などをヒアリングした上でブレンド。その時々の、個々のコンディションに適したこだわりの一杯を味わえます。


お店の一番人気・ブレンドコーヒー。


店舗は、観光・文化の交流スペース「松戸探検隊ひみつ堂」の中に木曜~月曜に出店。

店舗情報

住所

松戸市松戸1874 

営業時間 11時~16時    
定休日

火曜、水曜

アクセス

JJR常磐線(快速・各駅)、新京成線「松戸駅」西口から徒歩約5分

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松戸ビール 

茅場町でブルワリーを経営していたオーナーが、2019年4月にオープン。併設する醸造所でつくられたクラフトビールと、おいしいおつまみ、そば職人の甥による本格手打ち蕎麦を楽しめます。

オススメ商品のひとつはレモンのビール「レモン×レモン×レモン」。現在は、果実感を前面に出した夏仕様で提供中。もうひとつは、コシヒカリを使った「早苗(さなえ)」。お粥状になるまで煮込んだ米を発酵させて製造しており、後味に米の風味をほんのり感じられます。実は、使用しているレモンも米も、松戸産。「ビールをつくるなら松戸の食材を使いたい」と語る店主の「松戸愛」を感じられる一杯は格別です。

お店には、ビールとおつまみをグイっと味わい、仕事モードから自宅モードに切り替えて帰途につく女性が多く来店しているとのこと。「松戸は素を出せる場所」と語るオーナーの醸造するビールで、素の自分を呼び戻してみてはいかがでしょうか。


オーナーで醸造家の渡邊 友紀子さん。


躍動感あふれる建物の外観はペインターの堀 隼人さんによるもの。ペインティングは店内にも施されています。

店舗情報

住所

松戸市松戸1151-2

営業時間

〔月・木・金〕17時~22時
〔土・祝日〕 13時30分~22時
〔日〕    13時30分~21時

定休日

月曜、火曜

アクセス

JR常磐線(快速・各駅)、新京成線「松戸駅」東口から徒歩約3分

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和菓子所 八矢庵(はちやあん)

アイデアマン店主の「松戸産食材×和菓子」を味わう

1958年に創業、今年で63年目を向かえる老舗の人気和菓子店。現店主で2代目の今井さんは、和菓子の歴史と伝統を尊重しつつ、新たな切り口を加えた商品の開発に勤しんでいます。「松戸に貢献するお菓子をつくりたい」という想いのもと、地元・矢切のネギとジャガイモ、白あんを混ぜてつくった「矢切ネギコロッケ」は、“和菓子屋がつくるコロッケ”として多くの注目を集めました。

現在は、どら焼きのラインアップが充実。松戸の名産物・梨をあんに使用した「梨どら焼き」(216円)や「コーヒーどら焼き」(216円)が人気。また、水風船の容器に爪楊枝で穴を開けると雫のように瑞々しいぷるぷるとしたゼリー状の和菓子が飛び出す「GOCCIA 雫」(画像下段、2個入り540円)の人気も急上昇中です。

店舗情報

住所

松戸市下矢切78-1

営業時間

9時~15時

定休日

火曜、土曜、日曜

アクセス

北総線「矢切駅」1番 出口から徒歩約4分

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四川担々麺 どういうわけで、

元薬剤師のつくる担々麺が2030代女性に大人気

店主は、元薬剤師。料理好き、担々麺が好物、薬剤師という自身の特徴と経験を活かした、オリジナル性の高いサービスを提供したいという思いが募り、飲食業界への挑戦を決意。高名な四川料理専門家の潮流にある店舗での修行を経て、2018年6月にオープンしました。

人気商品は「四川担々麺〜つゆが有るわけで、〜」(930円)。鶏豚骨ベースに白胡麻を合わせた濃厚かつ上品なスープに、唐辛子や複数の生薬を使用した自家製の辣油、山椒が特徴です。また、パクチー、ココナッツ、魚介を合わせたエスニックな「アジアン濃厚まぜそば 〜エスニックなわけで、〜」(900円、画像左下段)や、濃厚な味わいの「杏仁豆腐」(150円)もリピートが絶えないそう。

店舗情報

住所

松戸市本町1-11 KYS2ビル1階

営業時間

〔平日〕 11時~26時
〔土・日〕11時~23時

定休日

無休

アクセス

JR常磐線(快速・各駅)、新京成線「松戸駅」西口から徒歩約1分

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ボナペティート北松戸 

一度食べたら忘れられない、絶品「デニッシュ食パン」

京都祇園にある有名パン店の工房の立ち上げに携わった職人が独立し、2001年に北松戸にオープン。店名は、イタリア語で「おいしく召しあがれ」を意味する「buon appetito」に由来しています。防腐剤や保存料を使用しないこだわりの生地を使ったさまざまなパンが、地域住民のみならず、松戸市外に住む常磐線沿線の方々からも愛されています。

一番人気は、京都祇園発祥の「デニッシュ食パン」(810円)。デニッシュ生地で焼き上げた食パンには、厳選したこだわりの素材のみを使用。生地づくりから完成まで、約2日間かけて丹念に作り上げています。日によって販売個数は異なり、早々に売り切れてしまうことも。必ず入手したい方は2日前までの予約がおすすめです。

店舗情報

住所

松戸市北松戸3-1-23

営業時間

〔月・火・金・土・日〕7時~18時 〔木〕9時~18時

定休日

水曜

アクセス

JR常磐線(各駅)「北松戸駅」東口から徒歩約5分

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