2020年10月1日 00:00

中部地方で初 歯科衛生士不足解消のための社会人教育の拠点 厚労省委託事業「歯科衛生士リカレント研修センター」10/1開設

創立70周年記念事業 「VISION FOR 80 × SDGs PROJECT」

愛知学院大学短期大学部は1950年、日本初の短期大学として創立し、今年で創立70周年を迎えました。そこで本学では将来を見据えた中長期計画の策定と併せ「持続可能な開発目標(SDGs)」の推進を目指す「愛知学院大学短期大学部 VISION FOR 80 × SDGs PROJECT」を開始するとともに、本事業を通じ「歯科衛生士確保」の取組みを実施します。

愛知学院大学短期大学部は1950年、日本初の短期大学として創立し、今年で創立70周年を迎えました。そこで本学では将来を見据えた中長期計画の策定と併せ「持続可能な開発目標(SDGs)」の推進を目指す「愛知学院大学短期大学部 VISION FOR 80 × SDGs PROJECT」を開始するとともに、本事業を通じ「歯科衛生士確保」の取組みを実施します。

SDGsの推進。離職者は約15万人、歯科衛生士確保へ

厚労省が発表した平成30年衛生行政報告例によると、就業歯科衛生士の人数は13万2,629人、一方で、歯科医療振興財団の事業報告によると、2019年2月時点の歯科衛生士名簿登録者数は28万3,032人。歯科衛生士の資格を持ちながら、未就業もしくは歯科から離れている人が約15万人存在しており歯科衛生士不足は慢性化しています。

そこで、本学はこのたび、厚生労働省が所管する「令和2年度歯科衛生士に対する復職支援・離職防止等推進事業」の事業実施団体に選定されたことを受け、歯科衛生士の未就業者数が数多く存在していること、歯科診療所等への従事者数が慢性的に不足している課題に対応するため、令和2年10月1日(木)より「歯科衛生士リカレント研修センター(所長:本学稲垣幸司教授)」を開設し、研修生の募集を開始いたします。

・慢性的な歯科衛生士の不足を解消することにより、この地域で暮らす人々の健康維持と増進に寄与。

・歯科衛生士の資格をお持ちのあらゆる年代や状況の方に対し、社会人教育、生涯学習の場を提供。

・さまざまなライフイベントを経て職場復帰を目指す方や、初めて経験する医療現場に不安を抱える新人の方、新たな活躍の場とさらなるステップアップを目指す方へのサポートを通じ、歯科衛生士のエンパワーメントと社会進出を推進。

2020年度第1期復職・現役研修プログラム」の事業概要は以下の通りです。

・募集期間 2020年 10月1日(木) ~ 10月30日(金) 15:00

・募集定員 30名 ※ 原則、先着順となります

・応募資格 歯科衛生士の資格をお持ちで通学可能な方であればどなたでも可能

・研修期間 2020年12月3日(木)~2021年3月7日(日)※ 期間内に8~10講義を受講(実習含む)

・研修費用 原則、無料 ※ 交通費や保険、抗体検査費用など一部実費負担あり

・研修場所 愛知学院大学短期大学部および愛知学院大学歯学部附属病院 など

・申込方法 当センターのウェブサイト(9月下旬公開予定)内の申込予約フォームから申請