2020年5月7日 13:00

人事・管理者・一般社員必見 「新人を会社ぎらいにする日本企業の文化」 変われない企業あるある集②

「黙って従う」が生み出す構造的ブラック状態

上司の指示段階で、仕事の絞り込みや優先順位づけなどの蛇口調整がなされておら  ず、部下に次々と仕事が落ちてくる状態になっていませんか。

上司の指示があいまいで良く分からなくても、部下はその場で「どういう意味ですか」「もう一度説明してください」「どんな意図があってやるのですか」といった問い返しをしない習慣=すなわち「調整文化」になっています。

上司にも具体的なイメージがなく、「なんとかしろ」に等しい無理難題を部下に押しつけるため、部下は目的や中身が判然としない仕事をキャパシティに関係なく、一方的に“すべて”受け入れていくことになります。

この状態は、ムダな確認作業など長時間労働をもたらし、生産性はおのずと低くなっていくことを認識しましょう。