2022年7月14日 14:00
生活困窮者の支援、食品ロスの削減への取り組み
コープデリ生活協同組合連合会は、物流センターで予備に少量確保している農産品や、流通段階で少し袋が破けたお米など、組合員にお届けできなくなった商品を、生活困窮者の支援と食品ロスの削減のためフードバンクへ寄贈しています。
2021年度(2021年4月~2022年3月)は、お米11.1トン、農産品25.9トン、紙おむつ7,698パックをフードバンクに寄贈しました。
また、イベント開催時やコープデリグループの会員生協の一部店舗に設置している「食品寄贈ボックス」に、組合員からお寄せいただいた食品(缶詰、インスタント食品等)を、支援を必要としている方へ無償で提供する「フードドライブ」活動も実施しており、2021年度は27.1トンの食品をフードバンクに寄贈しました。
寄贈した食品等は、地域のフードバンクや社会福祉協議会、乳児院、子ども食堂、大学など68団体を通じて、生活困窮者などの支援に活用されています。
■組合員にお届けできなくなったためにフードバンクへ寄贈した商品と総量(2021年度)
お米(流通過程で破袋したものなど) |
11.1トン |
農産物(傷みなど不良品発生時に交換するため予備として入荷したものの、不良品が発生せず使用しなかったもの) |
25.9トン |
紙おむつ(サイズ違いなどで組合員から返品されたもの) |
7,698パック |
■フードドライブで組合員からお寄せいただき、フードバンクへ寄贈した食品の総量(会員生協別、2021年度)
コープみらい |
16.7トン |
いばらきコープ |
3.0トン |
とちぎコープ |
5.0トン |
コープぐんま |
1.1トン |
コープながの |
1.0トン |
コープデリにいがた※1 |
0.2トン |
合計※2 |
27.1トン |
※1 旧コープにいがた、旧コープクルコ実績
※2 表示単位未満を四捨五入しているため各項目の合計と異なります。
「食品寄贈ボックス」イメージ
寄贈イメージ
■フードドライブの概要
対象食品 : 穀類(お米・麺類・小麦粉等)、保存食品(缶詰・瓶詰等)、乾物(のり・豆等)、調味料各種、食用油、インスタント食品、レトルト食品、飲料(ジュース・コーヒー・お茶等)、ギフトパック(お歳暮・お中元等)
参加方法 : どなたでもご参加いただけます。実施施設に設置の専用ボックスやイベント時に食品等をお預かりします。
■各会員生協での2021年度の取り組み
コープみらい |
2021年度は新たに11店舗で常設の専用ボックスを設置し、合計41店舗、10カ所の組合員施設「コーププラザ」に設置しました。一部宅配センターでもフードドライブを実施しているほか、一部店舗でパントリーピックアップを実施しました。またイベント企画等でも随時フードドライブを実施しました。 |
いばらきコープ |
コロナ禍のためイベントでのフードドライブは実施できませんでしたが、店舗常設の専用ボックスに寄せられた食品および宅配サービスで返品された食品をフードバンクへ寄贈しました。また、宅配サービスで返品された紙おむつ等の日用品を地域の乳児院や社会福祉協議会へ寄贈しました。 |
とちぎコープ |
コロナ禍のためイベントでのフードドライブは実施できませんでしたが、店舗、宅配センター等に常設の専用ボックスに寄せられた食品、店舗イベントで寄せられた食品、および宅配サービスで返品された紙おむつ等の日用品を地域のフードバンクや社会福祉協議会へ寄贈しました。また、包括連携協定を締結している栃木市の社会福祉協議会と初めてフートドライブを共催しました。 |
コープぐんま |
フードドライブの取り組みを店舗だけでなく宅配センターにも広げ、食品、紙おむつを地域のフードバンクや社会福祉協議会、子ども食堂へ寄贈しました。 |
コープながの |
店舗で11回フードドライブを実施したほか、期間限定で店舗に文房具の回収ボックスを設置し、寄せられた9,434点(前年比204%)の文房具を地域のフードバンクへ寄贈しました。 |
コープデリにいがた |
組合員にお届けできなかった商品や、組合員から寄せられた食品を、地域の子ども食堂やフードバンクに寄贈しています。2021年度は新たに大学へも寄贈しました。 |
コープデリグループは今後も積極的に生活困窮者への支援や食品ロスの削減を進めてまいります。
<報道関係の方からの取材の申し込み、お問い合わせ先>
生活協同組合コープみらい コープデリ生活協同組合連合会
コミュニケーション推進部 足立、鈴木 TEL:048-839-1430 / FAX:048-839-1859