2023年4月6日 14:00

生活困窮者への支援+日本の米づくりの応援 2023年度も合計200トンのお米を寄贈

2022年度は1年を通して約205トンを寄贈

生活協同組合コープみらい(本部:埼玉県さいたま市、理事長:新井 ちとせ、事業エリア:千葉県・埼玉県・東京都)は、2022年度に続き、2023年度も1年間を通して合計約200トンのお米をフードバンクや社会福祉協議会など食料支援等を行っている団体へ寄贈いたします。

この取り組みは、コロナ禍の長期化や食品等の値上げで困難な生活を強いられている生活困窮者への支援と、日本の米づくりの応援を目的としています。また2022年度は合計約205トンのお米を寄贈いたしました。

コープみらいは、2021年度多くの組合員にご利用いただき予算を超える剰余金(利益)を確保したことから、その一部を社会に還元するため、2022年度の1年間を通してお米の寄贈を行いました。寄贈したお米はひとり親家庭・子育て家庭へのフードパントリーや子ども食堂・炊き出しでの利用など、生活にお困りの方への支援に活用されました。また寄贈したお米はコープの産直産地のもので、お米の利用が減り続け苦境にあえぐ生産者への応援にもつなげました。

2022年度も予算を超える剰余金を確保できる見通しであることから、2023年度も引き続き同規模でのお米の寄贈を実施します。コープみらいは、今後も積極的に生活困窮者への支援、日本の米づくりの応援を行ってまいります。

2023年度 お米寄贈の概要
 寄贈品: コープ指定の産直産地の2022年産米(2023年度途中からは2023年産米)。千葉県内の支援団体へは千葉県内の産直産地のお米を中心に寄贈予定
寄贈規模: 約200トン(5キロ米で約4万袋)
寄贈期間: 2023年4月から1年間(毎月2回、年間24回に分けての寄贈を予定)※初回寄贈4月7日
 寄贈先: 千葉県内・埼玉県内・東京都内の各フードバンク・社会福祉協議会などの支援団体

2022年度 お米寄贈の報告
 寄贈品: コープ指定の産直産地の2021年産米(2022年度途中からは2022 年産米)。千葉県内の支援団体へは千葉県内の産直産地のお米を中心に寄贈
寄贈規模: 合計約205 トン(5キロ米で4万710袋) ※一部増量企画あり
寄贈期間: 2022年3月から1年間(毎月2回、年間25回に分けて寄贈を実施)
 寄贈先: フードバンク・社会福祉協議会など合計52団体(千葉県内13団体、埼玉県内14団体、東京都内25団体)

 

2022年6月3日に開催された社会福祉法人恩賜財団済生会への
お米寄贈式の様子(右から、恩賜財団済生会 炭谷理事長、コープみらい 新井理事長)

 

寄贈先の1つ、NPO法人みなと子ども食堂でのフードパントリーの様子
(2022年9月21日 港区・増上寺にて開催)

 

寄贈先からは、以下のコメントを頂いております。

【社会福祉法人恩賜財団済生会 理事長 炭谷 茂様】

「今回いただいたお米は、東京都済生会向島病院、埼玉県済生会鴻巣病院が中心にして経営する子ども食堂で提供され、主に貧困家庭の子どもたちにあたたかいご飯が届けられることになります。組合員の皆様の剰余金で今回の寄贈が成り立っていることから、貧困家庭の子どもたちのために、大切に、有効に活用していきたいと思います。お米を食べて栄養をつけることも重要ですが、一緒に食事をすることを通じて、孤立を防ぐ、人とのつながりを作ることに役立てていきたいと思います。」

NPO法人みなと子ども食堂 理事長 福崎 聖子様】

「もともと子ども食堂の運営・学習支援を行っていましたが、コロナ禍で難しくなり、今は約200世帯の方々に月1回、23kgのお米をお配りしています。食べるものにも困る家庭が激増しており、支援は本当にありがたいです。お米は何よりも基本の食べ物。子どもたち・ご家庭の方たちからも『お米は本当に助かります』というお手紙や声をいただいています。子どもたちの未来は食ではぐくまれます。今後ともご支援をお願いいたします」

コープみらい お米寄贈の取り組みについて

コープデリグループはSDGs重点課題の達成に向けて、「未来へつなごう」のスローガンのもと、組合員・消費者、生産者・取引先、行政・他団体、役職員の連携を深め、SDGsの取り組みに関する様々な事業・活動を展開しています。お米寄贈の取り組みは、「未来へつなごう」の一つです。

<報道関係の方からの取材の申し込み、お問い合わせ先>
生活協同組合コープみらい コープデリ生活協同組合連合会
コミュニケーション推進部  足立、鈴木 TEL:048-839-1430 / FAX:048-839-1859