2023年10月6日 19:00

2023年度コープみらい「子ども・子育て支援基金」 3団体へ合計2,100万円を寄付

書き損じはがき等の寄贈を呼びかけ、子どもの貧困問題等に取り組む団体を支援

 生活協同組合コープみらい(本部:埼玉県さいたま市、代表理事理事長:熊﨑 伸、事業エリア:千葉県・埼玉県・東京都)は、2023年度コープみらい「子ども・子育て支援基金」から、「社会福祉法人 中央共同募金会」へ1,470万円、「特定非営利活動法人 ハンガー・フリー・ワールド」(HFW)へ315万円、「認定NPO法人 アジア・コミュニティー・センター21」(ACC21)へ315万円、合計2,100万円を寄付いたしました。106日(金)、コープみらい本部にて3団体への寄付金贈呈式を執り行いましたのでお知らせいたします。 

 コープみらいは、国内外で飢餓、貧困、格差などに苦しむ子どもの支援に取り組んでいる団体への支援を目的に、202111月に「子ども・子育て支援基金」を設立しました。20231月から5月までに「はがき・切手回収キャンペーン」で組合員より寄贈いただいた書き損じ・未使用はがきや未使用切手等の換金で得られた資金を活用し、日本国内で生活に困難がある子どもやその家族への支援活動、アジア4か国(バングラディシュ、ベナン、ブルキナファソ、ウガンダ)の現地の食料支援や栄養改善、啓発活動、提言活動、人材育成事業等の活動、フィリピンのストリートチルドレンの自立支援事業を助成します。   

 コープみらいでは、組合員とともに、今後ともSDGsが目指す「誰一人取り残さない」持続可能な社会の実現に向けて様々な活動を支援してまいります。

 

 

コープみらい「子ども・子育て支援基金」

内 容 : 組合員のみなさまに、年賀はがき・郵便はがき(書き損じ/未使用)、未使用切手等を専用封筒による郵送で寄贈いただき、その換金で得られた資金を「子ども・子育て支援基金」で活用いたします。

寄付金額 : 2,100万円(2023年度) ※2,100万円を超える換金分は、2024年度に繰り越します。

支援先 :

<国内団体>社会福祉法人中央共同募金会 https://www.akaihane.or.jp/
<海外団体>特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド(HFW) https://www.hungerfree.net/
                    認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21) https://www.acc21.org/

寄付金贈呈式の登壇者コメントは以下の通りです。

 

 

【社会福祉法人中央共同募金会 常務理事・事務局長 阿部 陽一郎 様】

寄付をいただいたきありがとうございます。コープみらいからの寄付金は、組合員の皆さん一人ひとりの思いが込められています。まさに助け合い、支え合いの生協の理念の結果だと思います。大切に活用させていただきます。

千葉県内の子ども食堂の方から、猛暑の影響で食品の保管に困っていると聞きました。また、被災時のミニ避難所や炊き出しなど、子ども食堂以外の活動を地域と一緒にできればと考えているそうです。こうした地域の課題に取り組む団体に役立てられるよう、活動を進めて参ります。

 

【特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド 事務局長 山崎 健太 様】

物価の高騰は、生活インフラが充実している日本でも厳しい生活を強いられていますが、私たちが支援する4カ国では、すでに痛んでいるところにコロナや不安定な国際情勢の影響で悪化し、物価高騰がさらに追い打ちをかけている状況です。

昨年に続く支援に感謝します。例年以上に役立てることができるはずです。現地では経済的に自立を促す活動も進めており、自分たちで食料を作ることの重要さを再認識しました。来年は、雲間から日が差すような明るい年になることを願いたいです。

【認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21 代表理事 伊藤 道雄 様】

寄付に心から感謝いたします。私たちはフィリピンのストリートチルドレンの自立支援を中心とした活動を続けています。こうした生協からの寄付金はNGOにとって一番うれしい。必要とする現場と対応しながら、現実に即応した支援につなげることができるからです。
NGOの活動は毛細血管のようなもの。支援という血液がきちんと流れないと社会は病気になる。私たちは、政府の支援が届かないようなところに血液を流す役割があり、これからもコープみらいとの絆を深めて、支援先に手を差し伸べていきます。

【生活協同組合コープみらい 代表理事理事長 熊﨑 伸】
「子ども・子育て支援基金」の活動は2年目になりました。今年度は約27、000通の善意が寄せられ、「少しでも子どもたちの未来に役立てば嬉しい」、「飢餓に苦しむ人々のお役にたててください」といったメッセージも同封されていました。この間、組合員から「何かお手伝いできることはないか」といった声をいただき、この基金を支える作業の中で一番手間のかかる「切手台紙への貼り付け作業」を組合員ボランティアとして協力・参加いただきました。組合員の想いが込められた寄付金を、未来の子どもたちのためにぜひ有効にお役立てください。

<報道関係の方からの取材の申し込み、お問い合わせ先>
生活協同組合コープみらい コープデリ生活協同組合連合会
コミュニケーション推進部  足立、鈴木 TEL:048-839-1430 / FAX:048-839-1859