2023年11月17日 14:00

リサイクル原料を使用した折りたたみコンテナを導入 2023年度末までに11トンのプラスチック使用量を削減

鶏卵パックの薄肉化で年間378キログラムのプラ削減も

コープデリ生活協同組合連合会(本部:埼玉県さいたま市、代表理事理事長:熊﨑 伸、会員生協:関東信越6生協)はプラスチック使用量削減のため、コープデリ宅配で使用する折りたたみコンテナのリサイクル原料の活用に新たに取り組みます。

また、店舗向けに出荷している一部の鶏卵パックを11月から順次薄肉化し、プラスチック使用量を削減いたします。

■素材の約半量にリサイクル原料を使用した折りたたみコンテナを導入

コープデリ宅配ではリサイクル原料を使用した折りたたみコンテナ(常温用配達器材)の使用を11月20日から開始し、2023年度末(2024年3月)までに2万個導入します。リサイクル原料の使用率は57%(16Bタイプ・写真左=約14リットル)~41%(32Bタイプ・同右=約30リットル)で、汚れや破損の大きいコンテナも再生原料として使用します。これにより、2023年度中に約11トンのプラスチック使用量を削減し、約12トンのCO2削減を図ります。2024年度以降も、リサイクル原料を使用した折りたたみコンテナを順次導入していきます。

コープデリ宅配では週に1回の定期的な配達となるため、物流資材を廃棄せず、回収・洗浄し繰り返し使用しています。今回この折りたたみコンテナに再生原料を使用することで、さらなる資源の有効活用を目指します。

■鶏卵パックの薄肉化

店舗で販売している「COOP産直のはぐくむたまご」(赤玉・白玉)10個と、「COOP産直稲穂のみのりたまご」10個(一部のパック工場のみ)のパックの凹凸部分やシール面両側を短くするなど形状を見直し、シート厚を0.01mm薄くすることで、年間で約378kgのプラスチックを削減します。11月から順次、新しいパックに切り替えています。※2022年度の販売数から算出した推定値

対象商品
① 「コープ産直のはぐくむたまご」(赤玉)10個
② 「コープ産直のはぐくむたまご」(白玉)10個
③ 「産直稲穂のみのりたまご」10個(一部のパック工場の商品のみ)

 

■コープデリグループは2030年までにプラスチック使用量を25%削減します

コープデリグループはSDGsの達成に向けた5つの重点課題を掲げ、「未来へつなごう」をスローガンに、グループ全体で課題達成に向けた取り組みを進めています。重点課題のうち「持続可能な生産と消費」では、事業における容器包装と資材の使用量を削減目標として、プラスチックの使用量を2030 年までに2018 年度比25%削減することを掲げています。これからも、家庭でできるプラスチック・容器包装削減の呼びかけとあわせ、事業由来のプラスチックの使用量削減に積極的に取り組んでいきます。

 

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