フードドライブ専用の食品回収ボックスをコープ新松戸店に常設

左：コープみらい 常務執行役員 千葉県本部長 首藤英里子
右：とうかつ草の根フードバンク 事務局長 髙橋亮 様

コープみらいの千葉県内の店舗に食品回収ボックスを常設するのは、コープ花見川店、コープ東寺山店、コープ薬円台店、コープ市川店、コープ鎌ケ谷店、コープ八千代店に続き、今回で7店舗目となります。回収した食品は、とうかつ草の根フードバンクを通じ、支援を必要としている子育て家庭や子ども食堂へ無償で提供されます。

コープみらいは、今年4月～6月に新型コロナウイルス対応の緊急支援として約500kgの食品等を寄贈したことを皮切りに、7月に食品等の寄付に関する覚書を締結、9月から毎月100kgの米の提供等を開始しています。

とうかつ草の根フードバンクと更なる協同の取り組みを開始するにあたり、本日11月18日（水）、説明会を開催いたしました。登壇者のコメントは以下の通りです。

【とうかつ草の根フードバンク 事務局長 髙橋 亮 様】
「コロナ禍で生活に困っている家庭が増えている。寄贈いただいた食品は地域の子ども食堂を通じて必要な方にお渡ししていく。一人でも多くの方にご協力いただきたい」

【コープみらい 常務執行役員 千葉県本部長 首藤 英里子】
「食品回収ボックスの設置で、支援を必要とする皆さんに食料品が行き渡るよう、ご来店いただく組合員や地域の方々に寄贈を呼びかけたい」

コープみらいでは今後も積極的にフードバンクに協力し、食品ロスの削減、生活困窮者支援を進めてまいります。

―とうかつ草の根フードバンクとの「フードドライブ」の取り組み―

「フードバンク」は、品質に問題がないのに廃棄せざるをえない食品を、企業・団体・個人から寄贈してもらい、必要としている方に食品を無償で届けるボランティア活動です。中でも、個人の方にご協力いただき、ご家庭で使い切れない食品を持ち寄っていただく取り組みは「フードドライブ」と呼ばれています。

【実施店舗】コープ新松戸店（所在地：千葉県松戸市新松戸4-124）
【回収ボックス】「フードドライブ」の趣旨を明記した専用の食品回収ボックス
【回収対象食品】穀類（お米・麺類・小麦粉等）、保存食品（缶詰・瓶詰等）、乾物（のり・豆等）、調味料各種、食用油、インスタント食品、レトルト食品、飲料（ジュース・コーヒー・お茶等）、ギフトパック（お歳暮・お中元等）
＜注意点＞
・賞味期限が明記され、かつ2ヶ月以上あるもの
・常温で保存が可能なもの
・未開封であるもの
・破損がないもの
※お米は前年産より新しいものに限ります（玄米可）
※アルコール類は受け付けておりません
【回収頻度】月に1回程度、食品回収ボックスがいっぱいになった時点でコープみらいより連絡し、「とうかつ草の根フードバンク」のスタッフが店舗に訪問し、回収します。
※フードドライブ専用食品回収ボックスは店舗に常設しています。

― とうかつ草の根フードバンクの概要―

とうかつ草の根フードバンクは、松戸市・柏市・流山市・我孫子市・野田市・鎌ケ谷市の6市の子ども食堂のネットワークを基盤に2019年度に活動を開始しました。常温商品だけでなく生鮮食品の回収も行い、賞味期限の短いものは子ども食堂で利用するなど、寄贈された食品が未利用のまま廃棄されることがないよう、フードバンク内での仕組みづくりも進めています。

【名称】とうかつ草の根フードバンク（略称：TKF）
【所在地】千葉県流山市鰭ヶ崎1273
【代表】梅澤 一雄（うめさわ かずお）
【設立】2019年11月
【行動指針】
①TKFは東葛エリアの各市子ども食堂ネットワークを物流ルートとして活用し、各子ども食堂の利用者や地域の必要としている家庭に食品を届けます。
②食品の提供を介して課題を抱える家庭を見守り、必要に応じて行政その他専門機関につなげるなど自立のための支援をしていきます。
③エリア内企業や家庭のフードロスの解消にも貢献し、SDGsの「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「すべての人に健康と福祉を」「作る責任、使う責任」の4つのゴールを目指します。

報道関係の方からの取材の申し込み、お問い合わせ先
生活協同組合コープみらい千葉県本部　参加とネットワーク推進部　岡部、高山
TEL：043-301-6681 ／ FAX：043-301-6685
生活協同組合コープみらいコミュニケーション推進部　鷹島、鈴木　　
TEL：048-839-1430 ／ FAX：048-839-1859