2020年11月30日 15:00

地域とともに、商品を通じて持続可能な社会をめざす「4つのプロジェクト」が第8回グッドライフアワード「実行委員会特別賞 サステナブルデザイン賞」を受賞

コープデリ生活協同組合連合会(本部:埼玉県さいたま市、理事長:土屋 敏夫、会員生協:関東信越7生協)は、環境省主催の第8回グッドライフアワードにおいて、「実行委員会特別賞 サステナブルデザイン賞」を受賞いたしました。

 
グッドライフアワードは、環境に優しい社会の実現を目指し、日本各地で実践されている「環境と社会によい暮らし」に関わる活動や取組を募集して紹介、表彰し、活動や社会を活性化するための情報交換などを支援していくプロジェクトです。
 
コープデリ連合会では、地域とともに、商品の利用を通じて持続可能な社会を目指しています。「環境・社会・経済」における各課題の解決をすすめる「美ら島応援もずくプロジェクト」、「佐渡トキ応援お米プロジェクト」、「お米育ち豚プロジェクト」、「ハッピーミルクプロジェクト」の4つのプロジェクトが、グッドライフアワード実行委員会の厳正な審査の結果、高い評価を受け、「実行委員会特別賞 サステナブルデザイン賞」を受賞いたしました。
 
コープデリ連合会はこれからも助け合いの組織として、今ある“あたりまえ”を未来につなぎ、誰一人取り残さない持続可能な社会を目指してまいります。
 
■ 「環境省 グッドライフアワード」(URL:https://www.env.go.jp/policy/kihon_keikaku/goodlifeaward/)
■ 「コープデリグループのサステナビリティサイト」(URL:https://sustainability.coopdeli.coop/about.html)
 
 
地域とともに、商品を通じて持続可能な社会をめざす「4つのプロジェクト」の概要
 
コープデリ連合会では、地域とともに、商品の利用を通じて持続可能な社会を目指しています。「環境・社会・経済」における各課題を具体化し、「美ら島応援もずくプロジェクト」、「佐渡トキ応援お米プロジェクト」、「お米育ち豚プロジェクト」、「ハッピーミルクプロジェクト」の4つのプロジェクトとして位置づけました。フードチェーン全体が包括的かつ直接的につながり、さまざまな課題を共有し、改善と解決をすすめながら新しい価値を創造する取り組みです。
 
「美ら島応援もずくプロジェクト」
沖縄県最北端にある伊平屋島はサンゴ礁に囲まれ、白く輝く砂浜はウミガメの貴重な産卵地です。砂浜に流れ着く大量のゴミは、生きものが育つ環境を奪い、ウミガメが上陸できません。私たちは「ウミガメがやってくる伊平屋の海と自然を守りたい」という想いのもと、2010年伊平屋島産のもずく商品1点お買い上げにつき1円を寄付する「美ら島応援基金」を設立し、プロジェクトをスタートしました。
 
「佐渡トキ応援お米プロジェクト」
新潟県佐渡島は、山間地まで田んぼが広がり、豊かな湧き水のたまり場はトキの餌場でした。明治時代に狩猟が解禁され、米作りは農薬が使用されるようになり、餌となる生きものが消え、トキは絶滅しました。私たちは、佐渡市・JA佐渡・佐渡米生産者と一緒に「生きものと共生する米作りで、佐渡をトキのふるさとに」という想いのもと、2010年佐渡米の売り上げの一部を寄付する「佐渡トキ環境整備基金」を設立し、プロジェクトをスタートしました。
 
「お米育ち豚プロジェクト」
お米は食文化の柱として輸入に頼らず消費をまかなうことができる作物ですが、日本人一人当たりの米消費量はこの50年間で約半分に減りました。田んぼは洪水や土砂崩れを防ぎ、生きもののすみかになるなど自然環境を守る役割があります。また、日本の飼料自給率は14%(2015年農水省調べ)です。国産飼料に着目し、私たちは「日本の米づくりをささえ、田んぼを守る」という想いのもと、2008年にプロジェクトをスタートしました。
 
「ハッピーミルクプロジェクト」
世界には5歳の誕生日を迎えられない子どもたちが530万人(2019年日本ユニセフ協会調べ)います。アフリカでは自然災害や衛生環境の影響、栄養不良が関係し、多くの子どもたちが命の危険にさらされています。私たちは、幼い命をまもるため「世界の子どもたちが健やかに安心してくらせること」を願い「コープマークの牛乳で子どもたちを笑顔に」という想いのもと、2008年にプロジェクトをスタートしました。
 
 
≪報道関係の方からの取材の申し込み、お問い合わせ先≫
コープデリ生活協同組合連合会 コミュニケーション推進部  鷹島、鈴木
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