2022年2月1日 11:00

神戸市、全国最大のワクチン接種規模数(最大3,500人/日) 1月29日より大規模接種会場「ノエビアスタジアム神戸」で接種開始

 神戸市は、新型コロナワクチンの追加接種の前倒しに対応するため、明日、1月29日より大規模接種会場「ノエビアスタジアム神戸」での接種を開始します。(追加接種に加え、1回目・2回目接種の方も対象)ワクチン前倒し接種を含め、第6波への対策に全力で取り組みます。

1.大規模接種会場での接種開始による全国最大の接種規模数

1月29日より、大規模接種会場「ノエビアスタジアム神戸」での接種を開始します。これにより、接種規模数が全国最大の3,500人/日となります。
さらに2月5日には、ハーバーランドセンタービル会場を開設するほか、18の集団接種会場も開設し、更なる接種規模数を確保します。
これら大規模・集団接種会場に加えて、市内約800か所の個別接種会場でも接種が可能です。

(1)接種規模数

①1月29日~ 約3,500人/日
 ※集団接種会場を含むと約4,000人/日
②2月5日~ 約5,000人/日
 ※集団接種会場を含むと約7,500人/日

(2)大規模接種会場

①ノエビアスタジアム神戸会場(モデルナ)
②ハーバーランドセンタービル会場(モデルナ)

(3)接種開始日

①ノエビアスタジアム神戸会場  :1月29日(土)~
②ハーバーランドセンタービル会場:2月5日(土)~

2.接種券発送の更なる前倒し

 オミクロン株の感染拡大を踏まえ、一日も早く接種を受けることができるよう、接種券送付を2回目接種終了から6か月後発送へさらに前倒しします。3月末には接種対象者の約8割に送付が完了します。

3.自宅療養者フォローアップ 夜間・休日体制の強化

 2月1日より、夜間・休日においても医師による電話診療、オンライン診療、往診が受けられるよう自宅療養者のフォローアップ体制の強化を行います。
これにより、自宅療養中の夜間・休日に症状の変化があった場合は、保健センターに連絡いただければ、必要に応じて医師による電話診療、オンライン診療、症状によっては往診を受けることが可能になります。
自宅療養者が急増する中、フォローアップ体制を強化することで、療養者への早期対応による急変対応・重症化防止を図ります。

4.受入病床の拡大

 これまで、受入れ可能な病床数は337床(重症病床47床)でしたが、兵庫県が1/25からフェーズ⑤感染拡大特別期に移行したことに伴い、受入病床の拡大を行います。

<受入れ可能な病床数>
① 今回の拡大後
373床 (+36床)
※重症病床 53床 (+6床)

② 更なる感染拡大時(通常医療の制限)
418床 (+45床)
※重症病床 53床 (+6床)

【背景:神戸市内の第6波の状況】
 神戸市では、第5波までの過去最多であった392件(8月19日)を連日上回っており、1月26日は過去最多となる1,515件となっています。1月の感染者数は12,121件で、第4波(3/1~6/30)の感染者数9,287件や第5波(7/1~12/31)の感染者数12,083件を既に上回っています。
急激な感染拡大により、自宅療養者数も第5波の時に比べて、約5.9倍と非常に増加しています。直近は、オミクロン株疑いの割合が99.3%となっており、感染急拡大とともに、ほとんどの市内新規感染者がオミクロン株に置き換わっています。
 また、オミクロン株(BA.2系統)が市内で2例確認されています。オミクロン株の3つの系統のうちの1つであり、世界的な主流であるBA.1とは変異箇所が異なります。
ゲノム解析でBA.2を判別することが可能であることから、神戸市健康科学研究所において監視体制を整備し、引き続き監視を行っていきます。