2024年2月8日 10:00

兵庫県加古川市のソウルフード「かつめし」のイメージキャラクター 「かっつんとデミーちゃん」

観光大使としてかつめしの魅力を発信し、「勝つ機運」を届けます

 兵庫県加古川市(市長 岡田 康裕)を代表するグルメと言えば、今や全国区となっている「かつめし」です。
知名度が上昇している中、実は裏側で「かつめし」を懸命にPRしているイメージキャラクターが存在します。今回は加古川市民から愛されている「かつめし」のイメージキャラクター、かっつんとデミーちゃんと加古川市のソウルフード「かつめし」を改めてご紹介します。

■かっつんとデミーちゃん について

2008年に加古川市民のソウルフード「かつめし」のPRキャラクターとして誕生した「かっつん」と「デミ―ちゃん」は、ふっくらご飯でできた顔にビーフカツと茹でキャベツ、デミグラスソースのタレがかかった元気なキャラクターです。
加古川名物「かつめし」をこよなく愛し、これまで数多くのイベントに出没。精力的にPR活動を行っています。
そのチャーミングな出で立ちや振る舞いで多くの市民に”元気”と”かつめし”を普及させた二人の功績が認められ、2022年9月にはめでたく加古川観光大使に任命されました。

■商店街のシンボル“かっつん石像破壊事件”と「復かつ祭」

JR加古川駅前の「ベルデモール商店街」には、「かっつん」と「デミ―ちゃん」の石像が設置されています。
街のシンボルとして親しまれていますが、2022年5月、その石像のうち「かっつん」が破壊される悲しい出来事が起きました。駅前のシンボルの不在により商店街をはじめ加古川市全体にも心なしか寂しいムードが漂っていました。
しかし、破壊事件から約3ヶ月後の8月20日に多くの市民に見守られ、かっつんは元気に“復かつ“しました。
「かっつん復かつ祭」と題して、様々なイベントも開催し、商店街に笑顔が戻りました。

■「加古川市のソウルフード かつめし」について

~「かつめし」とは?~

 「ご飯の上に叩いて平たくしたビーフカツをのせ、デミグラスソース系のたれをかけたものを洋皿に盛り、お箸で食べる。」これがおおまかな定義とされている加古川市のご当地グルメです。

 かつめしのルーツは、昭和20年代の戦後間もない頃、「お箸で気軽に食べることができる洋食」として加古川駅前の食堂で考案されたと言われています。以降も長く愛され続けており、今では、市内外の100軒以上の店舗で提供されているほか、スーパーマーケットでは専用のタレが販売され、家庭でも親しまれているほか、学校給食のメニューにも取り入れられるなど、市民に馴染みの深いグルメとなっています。
 かつめしの魅力は、お店によってそれぞれのレシピがあり、こだわりの味があることです。 最近では、ビーフカツだけでなく、トンカツやチキンカツ、エビフライなどカツのバリエーションも増えてきました。変り種では、「かつめしバーガー」なども登場しています。お店や各家庭によってそれぞれのレシピやこだわりの味があるため、自分の好みの味をみつけられることもまた、多くの人々の心を掴む”かつめし”の魅力となっています。

~文化庁 100年フードに認定~

 文化庁では、日本の多様な食文化の継承・振興への機運を醸成するため、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を、100年続く食文化「100年フード」と名付け、文化庁とともに継承していくことを目指す取組を推進しています。

◆文化庁100年フード HP : https://foodculture2021.go.jp/jirei/

「かつめし」は、令和4年度の文化庁の100年フード 「未来の100年フード部門 〜目指せ、100年!〜部門」に認定されました。

~5月29日は「かつめしの日」~

「かつめしの日」は、「うまいでぇ!加古川かつめしの会」により「かつめしの日をつくりたい」という想いのもと、2016年に公募を実施し、決定されました。
約100件の応募があり、その結果、かつ=勝つ⇒VICTORY=頭文字Vはローマ数字の5で5月、29は多くの方がご存じの通り、肉⇒29=29日というアイデアが採用され、5月29日が「かつめしの日」になりました。

~「かつめし」とのコラボレーション商品~」

全国区となっている「かつめし」は、民間企業の食品、お弁当、お菓子などでも採用されており、2022年・2023年にはセブン-イレブンでかつめしが販売(播磨エリア限定)され、過去にはポテトチップスのかつめし味なども販売されていました。近年では、近畿圏の他地域のスーパーマーケットのお弁当でもかつめしが販売されることもあります。

■勝負ごとのゲン担ぎにはいつも「かつめし」

 「かつめしの日」の由来からも、勝負ごとのゲン担ぎにはいつも「かつめし」の存在があります。
 加古川市民の間では、大事な試合や試験などの前に「かつめし」を食べてから挑むという習慣があります。
 また、加古川市は、7名もの市ゆかりのプロ棋士が活躍中であることから、「棋士のまち加古川」を全国に発信しています。名人戦を始め、竜王戦や王将戦のタイトル戦を誘致するとともに、若手棋士の登竜門として知られる「加古川青流戦」(加古川市・加古川市ウェルネス協会・日本将棋連盟主催)を、2011年から開催しています。
真剣勝負に挑む対局中の棋士の食事にも「かつめし」が選ばれるなど、「かつめし」は様々な場面で登場します。
 まだ 「かつめし」を食べたことがない方は、ぜひ「かつめしの日」に加古川のソウルフードを堪能してみてはいかがでしょうか。

●オンライン上での報道資料公開●

PRTIMES(リリース):https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/84250
PRTODAY(リリース・ニュースレターなど):https://www.pr-today.net/a00442/