2021年11月26日 10:00

「かわまちづくり」プロジェクト 市民の作ったプランが、かわまちづくり計画に! 全3回のワークショップが完了

兵庫県加古川市(市長 岡田 康裕)は、JR加古川駅から近い加古川河川敷において、川面を眺め風に吹かれながらの出会い、楽しみ、発見がある新たな日常空間を市民、市民活動団体、町内会・自治会、事業者、大学等の皆さまと協働で実現することを目指しています。

この加古川河川敷の活用方法について、意見を出し合い、加古川かわまちプランを作成する、参加者が主体となるワークショップ「みんなでつくる『加古川かわまちプラン』」の第1回を7月31日(土)に、第2回を10月3日(日)に、第3回を10月23日(土)に開催いたしましたのでご報告いたします。

【第1回ワークショップ】

第1回は、7月31日(土)に、加古川市立青少年女性センターで開催し、25人にご参加いただきました。ワークショップでは、まず市民活動推進課から加古川市の目指すかわまちづくりについて説明し、その後、ファシリテーターに進行をバトンタッチして、参加者に「加古川・河川敷でしたいこと」を書いたフリップボードを作成いただきました。
 その後、グループに分かれ、グループ毎に加古川河川敷の活用方法について話し合い、様々な夢やアイデアが詰まった「加古川かわまちプラン」を作成しました。
最終的に、「川の駅かこがわ」「キラッと輝く加古川」「加古川からメダリスト」「ミライへの架け橋 かわまちBal」「音楽の聴こえるテーマパーク」「川と遊ぼう!」の6つのプランがまとまり、加古川でカヌーやSUPを楽しむ、河川敷でBBQをするなど、アウトドアに関するアイデアや河川敷にインターネット環境を整えるなどのアイデアが出ました。

【第2回ワークショップ】

 第2回は、10月3日(日)に加古川河川敷で開催し、子どもから大人までの26人にご参加いただきました。加古川市の目指すかわまちづくりを説明し、その後、グラフィックデザイナー安藤さんによるフリップボードづくりを行いました。そして、グループに分かれ、加古川河川敷の活用方法について話し合って発表を行い、夢やアイデアを自由に膨らませました。結果、「すてきな町」「音でたのしむかわのまち」「川フェス」「加古川をもっと自由に!」の4つのプランがまとまり、カフェの展開や音楽フェスの開催などのほか、加古川グルメ「かつめし」を楽しむ舞台として川を活用するなど、本市ならではのアイデアも出ました。

【第3回ワークショップ】

最終回となる第3回は、10月23日(土)に加古川市総合福祉会館(市施設)で開催し、29人にご参加いただきました。これまでのワークショップで出たアイデアを落とし込んだ大きな地図にさらにアイデアを加え、そのアイデアを実現するために必要なことを出し合い、1つのかわまちプランが完成しました。
結果、「河川敷でテレワークをしたい」といった時勢を反映したものや、「動物園と連携して日替わりで動物を放牧する。」などのユニークな視点のもの、「インスタ映えスポットを作る」などの若者の視点などのアイデアが加わり、約150のアイデアがつまったかわまちプランとなりました。また、これらの「アイデアを実現するために必要なこと」として、シンボリックなものの設置、くつろげる日陰空間などの41の方策がでました。
完成したプランは、今年度策定するかわまちづくり計画に反映し、市民の皆さまのアイデアの実現に向けて取り組んでいきます。

●オンライン上での報道資料公開●
PRTIMES(リリース):https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/84250
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