2023年8月31日 15:00

来る「物流の2024年問題」の解決をテーマに過去最大規模で開催! 「国際物流総合展2023 第3回 INNOVATION EXPO」

~知恵と技術を集結し、2024年問題を解決する~ <9月13日(水)~15日(金) 東京ビッグサイト 西1~4ホール> 最新物流機器・システム・情報が一堂に集結!物流に関する総合展示会!

 公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会と一般社団法人日本能率協会、他関連5団体は、2023年9月13日(水)~15日(金)の3日間、『国際物流総合展2023 第3回 INNOVATION EXPO』を東京ビッグサイト 西ホールにて開催します。(出展規模401社/1,230ブース *8/30時点)。

 本展は、経済活動のインフラとして不可欠な物流・ロジスティクスの先進情報が収集できる国内最大級の専門展示会です。内外の最新物流機器・システム・情報等のソフトとハードを一堂に結集し、交易振興・技術の向上・情報の提供・人的交流等を促進することを目的とし、「国際物流総合展」と「国際物流総合展INNOVATION EXPO」を毎年開催しています。

 昨今、ECの拡大による宅配便の急増や、多品種・小ロット輸送の増加により、トラックの積載効率の低下を起因とする物流コストの上昇が深刻化しています。あわせて、少子高齢化による構造的かつ長時間労働の慢性化という課題を抱えるトラックドライバー不足は、容易に解消できない根深い課題です。

 働き方改革関連法によって2024年4月1日以降、トラックドライバーに時間外労働の上限規制が適用されます。その結果、労働環境が改善される一方で、ドライバーの収入減少を招く可能性も示唆されています。ロジスティクスが企業競争力を左右する要所となっている今、これらの課題に早急に対処していかなければ、いずれモノが運べなくなることで、成長を制約する重大な要因となり、物流危機を起こしかねません。

 このような課題を解消すべく、企業はサプライチェーンの構造改革や企業間の協調・連携による物流の効率化を徹底しなければなりません。ロジスティクス・物流に関わるあらゆる技術、知識、情報を集約、フル活用し、経営の変革を促進することを目的に「国際物流総合展2023 第3回 INNOVATION EXPO」を開催します。

 2020年にスタートし、今年で第3回目を迎えるINNOVATION EXPOは、前回(2021年)開催時より約150社、550ブース増加し、過去最大規模での開催となります。

 なお、本展示会では、出展者、来場(対象)者に対し、時間や場所の制約が無いオンラインを活用した商談機会として「バーチャル物流展」を8月1日から9月29日(予定)までご提供いたします。

「バーチャル物流展」URL:  https://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/ie/virtual_visit/index.html

その他、出展者のプレスリリース情報(一部)を本展ホームページでもご紹介しております。
https://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/ie/etc/press.html

<本展の見どころ>

① 「ロジスティクスイノベーションフォーラム」を開催

 本展の同時開催カンファレンスとして、特に産業界の関心が高いテーマを取り上げ、物流・ロジスティクスが抱える課題・目指すべき将来のビジョンや、効率化・高度化を実現するソリューション、先進的な取組事例などを広く情報発信する「ロジスティクスイノベーションフォーラム」を開催します。

 本フォーラムでは、会期3日間にわたり「物流構造改革に関するイノベーション」「物流DX推進に関するイノベーション」「物流ネットワーク強靭化に関するイノベーション」のテーマを設け、最新動向や導入事例に関しての情報発信を行います。

聴講は全て無料(事前登録制/先着順)、各講演の定員は400名です。

◆注目の講演①

日時:9月13日(水) 13:00~14:00
タイトル:フィジカルインターネットの動向と可能性
~加工食品の流通と物流を例として~
登壇者 :株式会社野村総合研究所
産業ITイノベーション事業本部 シニアチーフストラテジスト
藤野 直明 氏

◆注目の講演②

日時:9月15日(金) 13:00~14:00
タイトル:国際物流の強靭化に向けて
~地政学的リスクや経済安全保障上のリスクを踏まえ~
登壇者 :
・国土交通省
 港湾局港湾経済課港湾物流戦略室 室長
 有本 彰男 氏
・ブラザーインターナショナル株式会社
 グローバルロジスティクス部 部長
  増田 哲次 氏
・セイノーロジックス株式会社
 VOTAINER部 執行役員
 今井 啓裕 氏
コーディネータ:公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会
        JILS総合研究所 新領域開発エキスパート
        遠藤 直也 氏

各講演内容やその他の講演はこちら
URL: https://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/ie/visit/lecture.html

 

② 50セッションを超える「出展者プレゼンテーションセミナー」を開催

出展各社の様々な製品・サービス・ソリューションの紹介や導入事例など、2会場3日間で50を超えるセッションを開催します。2024年問題、脱炭素、DX先端技術、自動化・省人化、など「物流」を多くの側面から捉えた出展各社のプレゼンテーションです。聴講は全て無料、当日会場にて受付(先着順)。各講演の定員は70名、各セミナーでの総入れ替え制です。

その他のセミナーはこちら
URL: https://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/ie/visit/seminar.html


③ 注目の出展製品・サービス(一部抜粋・出展者名五十音順)
 

IHI物流産業システム

「3次元ピッキングシステム「Skypod」」

IHI物流産業システム(ブース番号1B-01 )は、は「上下・前後・左右」に移動するロボットを使用した3次元ピッキングシステム、Skypodを出展します。何台ものロボットが同時に走行しピッキング時間を最大1/5に短縮可能です。また最大12mまでラックの建設が可能となっており,作業者は従来のように歩いて商品を探す必要がなくロボットにより搬送されてきたアイテムをその場でピッキングするだけです。Skypodは、倉庫内でのピッキング業務の省人化・省スペース化・出荷能力向上に貢献します。

Exotec Nihon

「柔軟で効率的な荷揃え/仕分けソリューション」

Exotec Nihon(ブース番号2N-01)は、Skypodロボット・ラック・ステーションの実機を展示します。お客様のスループットのニーズに合わせてロボットを数分で追加したり、保管容量を増やすためラックを増設することが可能です。
世界最大手のブランド向けに、洗練されたGTP(Goods-to-person)の倉庫ロボティクスソリューションを提供。「2024年問題」が喧伝される中、物流全体が抱える課題解決に向け、最も優先的に改善すべき点は倉庫内業務の効率性と考えています。


オールハイソー

物流マッチングサービス「配送パートナー」

オールハイソー(ブース番号 3A-06)では、定期配送の顧客を増やしたい、積載率を上げたい、配送単価を上げたい等のニーズがある配送会社向けに、「オールハイソー」を出展します。配送契約後の配送業務に必要な「運行取引書・運行日報・配送完了(請求)」が、オールハイソー内で一貫して行えます。また、配送料のお支払いは、厳しい評価制度をクリアした信頼できる荷主様との取引に加え、債券保証会社を通していますので、安心、安全な取引ができます。

第一実業

「物流の自動化を図るソリューションサービス」

第一実業(ブース番号2R-02)は、「自由にスマートロジスティクスをデザインする」をコンセプトに掲げる、物流自動化ソリューション「LOGITO」(ロジト)をご紹介。「エンジニアリング」「機器取扱」「ソフトウェア」「海外調達」をキーワードとした各種装置・機器等の展示・デモとともに、実際の工程を想定したソリューションの展示です。
知識と経験が豊富な総合機械商社だからこそ、自動倉庫やAMR(自律走行搬送ロボット)、パレタイザ、WCS等の導入をお客様に合わせてご提案いたします。

ナブテスコ

「世界シェア約60%の精密技術で物流課題を解決」

ナブテスコ(ブース番号1C-15)は、メカナムホイール関連製品、減速機関連製品を展示します。
実機駆動モデル2種をAGVメーカーからレンタル出展。実際の使用イメージを喚起し、ご来場者毎に異なる様々な困り事解決のヒントをご提案します。また、垂直多関節ロボット関節部で世界シェア約60%を誇る精密減速機RVの機構や特長及び製品ラインナップを分かり易くご説明します。

プラスオートメーション

 

「3坪で設置可能な自動仕分け機」

プラスオートメーション(ブース番号1B-09) は、3坪で設置可能な自動仕分け機「t-Sort 3D」を展示します。仕分け間口数やレイアウトのフレキシブルさはもちろん、わずか3坪の省スペースで誰でも簡単に多数の間口に仕分けができる様子を是非ご覧ください。
また、ピッキング、搬送を担う異なるメーカーのロボットを、同一エリア内で一元制御するデモンストレーションも実施します。

三菱重工業/三菱ロジスネクスト

「“かしこく・つなぐ”物流知能化ソリューション」

三菱重工業/三菱ロジスネクスト(ブース番号1A-10)は、自律化・知能化ソリューションコンセプト「ΣSynX(シグマシンクス)」に基づく取組を、開発中の無人フォークリフトの実機デモと共にご紹介します。各種パネルおよび映像展示で、脱炭素化を実現させる製品や安全装備・自動化についてご案内します。
また、期間中はオンラインショールーム「Loginsext Expo 4.0」も公開しています。
※ΣSynXは、「Σ=総和」「Syn=同調・協調」「X=未来」をそれぞれ表した、三菱重工グループ製品全体を自律化・知能化するソリューションコンセプトです。

WacWac

 

「らくらく監査システム」

WacWac(ブース番号AT-12)は、VR安全教育×監査対応システムで、ドライバーと管理者の業務を年間580時間削減。国土交通省が定めた安全教育12項目の準備・実施・管理工数を94%削減できるサービスです。配送業務の時間を確保し、202年残業規制問題の解決策にご活用頂けます。このサービスである『らくらく監査システム』は、誰が・いつ・何を受講したかをリアルタイムに自動的に記録することができます。個別教育・集団研修の運転者教育にご活用頂けます。

 

その他、出展者のプレスリリース情報(一部)を本展ホームページでもご紹介しております。
https://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/ie/etc/press.html

 

主催者企画展示
「主催者パビリオン:2024年のその先へ
~フィジカルインターネットによる未来への進化~」

 2024年4月1日からのトラックドライバーの時間外労働上限規制により、運送・物流業者の売上や利益の減少、ひいてはドライバーの収入減少が懸念されております。企業においては、サプライチェーンの構造改革や企業間の協調・連携による物流の効率化を徹底する必要があります。このような状況に鑑み、2040年を目標とした物流のあるべき将来像である「フィジカルインターネット」の実現をテーマに、本パビリオン企画では、物流の「いま」を知り、「みらい」を創るための足掛かりとして、様々なソリューションを展示し、課題解決の糸口を見出すきっかけの場をご提供します。

会場:東京ビッグサイト 西1-2ホール前 アトリウム内特設会場
協賛スポンサー企業(順不同):クアルコムシーディーエムエーテクノロジーズ、シナモン、ラクス、traevo、ポートウェルジャパン
関連団体ブース出展(順不同):国際フレイトフォワーダーズ協会、全日本トラック協会、中央職業能力開発協会、ext Logistics Japan
主催者ブース出展(順不同)  :日本産業機械工業会、日本産業車両協会、日本パレット協会、日本運搬車両機器協会、日本物流システム機器協会、日本ロジスティクスシステム協会、日本能率協会

※イメージ

<展示会概要>

■名称:国際物流総合展2023 第3回 INNOVATION EXPO
■テーマ:知恵と技術を集結し、2024年問題を解決する
■会期:2023年9月13日(水)~ 9月15日(金) 10:00~17:00
■会場:東京ビッグサイト 西1-4ホール
■主催:一般社団法人日本産業機械工業会、一般社団法人日本産業車両協会、一般社団法人日本パレット協会、一般社団法人日本運搬車両機器協会、一般社団法人日本物流システム機器協会、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会、一般社団法人日本能率協会
■展示規模:401社/1,230ブース(共同出展者を含む) ※2023年8月30日時点
■入場登録者数:30,000名<予定>
■入場登録料:3,000円(税込)。ただし、本展HPからの事前登録者、招待状持参の方は無料。
■事前登録フォーム:https://www.logistech-online.com/jp/registration.php

※同時期開催展のご案内 (相互入場を実施)
■名称:第25回 自動認識総合展
■特徴:国内唯一の自動認識技術、ソリューションの専門展示会
■会期:2023年9月13日(水)~ 9月15日(金) 10:00~17:00
■会場:東京ビッグサイト 東5ホール
■主催:一般社団法人日本自動認識システム協会
■公式サイト:https://www.autoid-expo.com/tokyo/

【展示会に関するお問い合せ先】 国際物流総合展事務局
一般社団法人日本能率協会 産業振興センター
担当:田中/山岸
〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
TEL.03-3434-3453
E-mail. logis-tech@jma.or.jp

公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会
JILS総合研究所 担当:阪本/尾崎
〒105-0022 東京都港区海岸1-15-1
スズエベイディアム3階
TEL.03-3436-3191
E-mail. logis-tech@logistics.or.jp