2023年10月16日 10:00
熊本県は、北部は比較的緩やかな山地、東から南部にかけては世界最大級のカルデラをもつ阿蘇山をはじめ、標高1,000m級の山々に囲まれ、県の面積の約6割を森林が占めています。県西部は有明海と八代海に面しており、美しい山と海、両方の恩恵を受けています。また、熊本市では水道水の100%を地下水でまかなうなど、水資源が豊富なのも特徴です。
この恵まれた自然を背景に、農業県である熊本県には、全国一・全国初が多数あります。スイカやトマト、かんきつ類のデコポン(不知火)、畳の材料となるい草などが、収穫量全国一を誇ります。また、国産の紅茶である「和紅茶」は、熊本県の山鹿地域が発祥の地といわれており、現在でも県内各地で「和紅茶」が作られています。
9月に国宝に指定された「通潤橋」。1854年に作られた石造りのアーチ橋で、橋の中を水路が通っています。地形的に長年水不足に悩まされてきた「白糸台地」の農業を現在も支えています。このような土木構造物が国宝に指定されるのは全国初です。農業大国で水の国でもある熊本県ならではの全国初といえます。 写真提供:熊本県観光連盟 |
熊本県が収穫量全国一の「スイカ」と「トマト」
銀座にある「銀座熊本館」は、1階が熊本の野菜や果物、郷土菓子や酒類など約1,500品目が並ぶアンテナショップ「くまもとプラザ」、2階が球磨焼酎、熊本名物の辛子蓮根や、阿蘇あか牛を使ったハンバーグなどが食べられる「くまもとサロンASOBI・Bar」、その他、くまモングッズ売り場や熊本県観光情報コーナーを備えた場所です。ここに来れば、熊本の魅力に存分に触れることができます。 【住所】〒104-0061東京都中央区銀座5-3-16 【公式HP】https://www.kumamotokan.or.jp/ |
銀座熊本館 |
豊かな気候・風土が育む安心・安全な熊本の新鮮野菜や果物のほか、郷土菓子、畜産・水産加工品、熊本のブランド焼酎「球磨焼酎」をはじめとする酒類などを購入することができます。 【営業時間】11時〜19時 【定休日】第一月曜日、年末年始 【TEL】03-3572-1147 |
いきなり団子 | ★第1位:いきなり団子 (左写真) さつまいもと小豆あんをもちもちの生地で包んだ、熊本県の郷土菓子。 ★第2位:キュールマロン 熊本県民なら誰もが知っている「ミドリの銀紙にくるんだバターケーキ」 ★第3位:南関あげ 熊本県南関町に昔から伝わるあげ豆腐で、伝統食品のひとつ。味噌汁や煮物などの具として、煮ると柔らかな食感になり、味もよくしみ込んでなんとも言えぬ美味しさ。 |
水の国・熊本の名水で造られた「球磨焼酎」や、「馬刺し」、「辛子蓮根」などの熊本名物が食べられます。 新鮮な海の幸を使った「天草海鮮丼」、熊本のブランド牛使用「阿蘇あか牛煮込みハンバーグ」といった贅沢な味わいから、九州の郷土食である「だんご汁」、熊本の伝統食「南関あげ」を使った「南関あげ丼」など、熊本の味を堪能いただけます。 「馬の炭火焼き」や「馬ホルモン味噌煮込み」など、都内ではなかなか味わえない熊本グルメもお試しください。 【営業時間】12時〜19時(ラストオーダー18時30分) 【定休日】第一月曜日、年末年始 【TEL】03-3572-1261 |
「球磨焼酎」は、500年以上の歴史を持つ、熊本県南部の人吉・球磨地域で造られるお米の焼酎です。熊本県内最大級の河川、球磨川の流れを中心に広がる水田が「球磨焼酎」を育む土台です。 神奈川県鎌倉市大船にあるにある「めからうろこ」は、この「球磨焼酎」を全蔵取り扱う専門飲食店です。全27蔵の「球磨焼酎」が楽しめるほか、馬刺し、地鶏天草大王、自然薯など、「球磨焼酎」と合わせて楽しみたい熊本の味が並びます。 【住所】〒247-0056 神奈川県鎌倉市大船1-15-17 (JR大船駅より徒歩4分) 【TEL】0467-42-2018 |
熊本県北エリアは福岡県との県境に位置しており、西側は海、東側はなだらかな山に囲まれています。古くから交通の要衝としても栄えてきました。 また、県南エリアは、八代海(不知火海)に面し、一方で、宮崎県や鹿児島県と接する山間地域もある自然豊かな地域です。 |
【県北エリア】
荒尾・玉名、山鹿、菊池の3エリアにわかれます。
荒尾・玉名エリアでは、熊本ラーメンのルーツと言われる「玉名ラーメン」が有名です。山鹿エリアは西日本一の生産量を誇る「和栗」がよく知られています。収穫最盛期の9月には和栗スイーツフェアが開催されています。阿蘇地域に隣接した菊池エリアは西日本有数の畜産地域です。肉牛はもちろん養豚や酪農も盛んです。地元の乳製品を使った「芸術ソフト」は映えるスイーツとして話題になりました。
玉名ラーメン | 和栗スイーツ | 芸術ソフト |
【県南エリア】
八代、人吉・球磨、芦北・水俣の3エリアにわかれます。八代エリアを代表する特産品として、「晩白柚」があります。世界最大級のかんきつ類で、さわやかな香りが楽しめます。人吉・球磨エリアでは、豆腐をもろみ味噌で漬けた「山うに豆腐」が知られています。かつて、山深いこの地域に落ちのびてきた平家の落人がうみだした保存食と言われています。芦北・水俣エリアの代表的なグルメは「みなまた和紅茶」です。県内の和紅茶の生産量のうち約7割が水俣産と言われています。渋みが少なく飲みやすいため食事にも合う紅茶です。
晩白柚 | 山うに豆腐 |
みなまた和紅茶 |
まだまだ知られざる魅力がいっぱいの熊本・県北エリアと県南エリア。お取り寄せ可能なおすすめグルメを、エリア別にセレクトしました。ご自宅でも楽しめる熊本の「食」を、ぜひお試しください。
人口約5万人のまちで、多い時には1日6,000個を売り上げるメロンパン。 【商品名】メロンパン |
写真提供:荒尾市 |
■火の本豚和水町のさいき農場のオリジナル ブランドの火の本豚。 【商品名】火の本豚しゃぶしゃぶ用ロース600g |
写真提供:和水町 |
■DAYS SOYPROTEIN (デイズソイプロテイン)抹茶ラテ風味畳の材料として知られるい草は、近年、健康効果が注目され「和のスーパーフード」と呼ばれています。ビタミンやミネラル、アミノ酸など38種類もの栄養成分が含まれています。食用のい草として無農薬で育てられた八代市産のい草パウダーを使用。い草を使用したプロテインは国内唯一の商品です。 【商品名】DAYS SOYPROTEIN 抹茶ラテ風味250g |
写真提供:八代市 |
熊本県では、令和2年7月豪雨災害により大きな被害を受けた人吉・球磨地域の特産品である米焼酎「球磨焼酎」のPRに取り組んでいます。「球磨焼酎」は、国産米を原料とし、地域の水で仕込んだもろみを、地域内で蒸留・瓶詰した焼酎で、500年の歴史があり、現在でも27蔵(1蔵は豪雨災害により休止中)が様々なタイプの球磨焼酎を製造しています。 今回、首都圏の多くの方に球磨焼酎を知って・飲んでいただくために、新宿御苑エリア(11/1-15)と新宿西口思い出横丁(11/16-30)の飲食店約40店舗において球磨焼酎が飲めるキャンペーンを開催します。また、球磨焼酎を飲むと熊本県の特産品などが当たるプレゼント企画も同時開催します。 |
熊本県の営業部長兼しあわせ部長である「くまモン」の活動を日頃から応援いただいているファンの皆様へ感謝の気持ちを伝えるとともに、熊本の物産・観光などの魅力を広く発信する「くまモンファン感謝祭」を、今年度も、東京・大阪で開催予定です。
【くまモンファン感謝祭inOSAKA】
開催日時:令和5年11月3日(金・祝)、4日(土)11時~17時
会場:JR大阪駅 大阪ステーションシティ
橋上駅ゾーン5階「時空の広場」、サウスゲートビル1階「旅立ちの広場」、ノースゲートビル2階「アトリウム広場」
内容:今年度のテーマは「熊本の美味いモン、全部食べちゃうモン」!!アトリウム広場では、全農主催の「みのりみのるマルシェ」を同時開催。熊本の野菜や果物のほか、カフェオレなどの飲料を多数販売します!また、大阪梅田周辺の6つの商業施設では熊本の県産品を使用したメニューを提供する「くまもとフェア」を開催中。くまモンと一緒に熊本の食を楽しみませんか。もちろん、時空の広場や旅立ちの広場では、くまモングッズなどを多数販売します。
※ 東京開催については、詳細が決まり次第お知らせします。
熊本県は、2015年10月、熊本市とともに、文京区・新宿区との4者間で「文化と歴史を縁とする包括連携に関する覚書」を締結し、細川家や夏目漱石、小泉八雲などの共通する文化を「縁」ととらえ、文化や観光、広報などの分野で相互に連携を図っています。この覚書に基づき、熊本地震以降、様々なご支援をいただいた両区に、これまでの御支援への感謝と熊本の“今”をお伝えするため、2016年から竹あかり等の展示を行ってきました。
文京区の肥後細川庭園(文京区目白台1-1-22)では、今年も、11月25日(土)から12月3日(日)までの期間、秋の紅葉ライトアップ「ひごあかり」の開催を予定されています。熊本県からも竹あかりオブジェ等を展示予定です。