2024年12月4日 12:00
~大津町・山江村・水俣市編~
熊本県は、「いきなり団子」など地元民に愛されるスイーツが有名ですが、その他にもまだ知られていない絶品スイーツが多く存在します。そこで、熊本県の各市町村担当者がおすすめする、秋冬シーズンに楽しめるスイーツを厳選しました。今回は、秋冬に旬を迎える特産品を使用したスイーツや、スイーツが町おこしの一端を担っている市町村をピックアップ。【大津町・山江村・水俣市】の絶品スイーツをご紹介します!
阿蘇の火山灰を含む土壌と温暖な気候の大津町は「からいも(さつまいも)」の栽培に適しており、生産量県内一を誇っています。昭和12年にアルコール工場を誘致し、アルコールの原料として栽培されたことが始まりで、その後、貯蔵庫の発明により、食用からいもの長期保存に成功し、からいもが有名になりました。甘くてホクホクした、芋本来の味わいを楽しめる「高系14号」や糖度が高くしっとりした「紅はるか」の品種の栽培が盛んで、これらは、地元のスイーツにも多く使用され、年に1度開催される「からいもフェスティバルinおおづ」には、からいもを求めて県内外から毎年多くの方が来場します。 |
1個170円(税込) |
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道の駅大津(熊本県菊池郡大津町引水)にある「からいもやさん」はその名の通りからいもを使用したメニューを多数展開している芋好きにぴったりの店舗です。
中でも、一番人気なのが「芋鯛」。自家製芋あんと、あんこが入ったたい焼き「芋鯛」は、もっちりとした食感で食べ応えも十分です。
◆「からいもやさん」 店舗情報 所在地:熊本県菊池郡大津町引水759(道の駅 大津内) 営業時間:9:00~18:00/定休日:なし 電話番号:096-294-1618 |
◆購入サイト:https://www.tabechoku.com/products/199830 |
10個セット 4,400円 (税込)+送料 |
町の美味しいからいもを味わってもらうため、参加協力店が集まりフェアを開催。
1対象店舗でからいも関連商品の飲食・ご購入(1,000円以上)いただくと、大津町の特産品が当たるキャンペーンに応募できます。
◆概要 期間: 11月10日(日) ~12月31日(火) ホームページ:https://www.town.ozu.kumamoto.jp/page/17172.html お問い合わせ先: 一般社団法人肥後おおづ観光協会 TEL 096-294-2878 |
山江村は、人口3,200人程の小さな村です。南向きの丘陵地帯にあり、朝晩の気温の寒暖差が大きい盆地特有の気候が栗の栽培に適しています。さらに、栗は太陽光を特に必要とする果樹であるといわれており、それぞれの枝葉に十分な光が当たることが重要です。そこで、山江村では栗に必要な剪定と肥料について補助金を交付し、栗にとって最適な生育環境を整備し、極上の栗を栽培しています。さらに、毎年9月27日を「やまえ栗の日」として設定し、村内で栗のメニューを提供したり、やまえ栗について広く学ぶ日としています。またこの時期には、栗好きの方に大好評のイベント「やまえ栗まつり」も開催しています。令和6年3月には、「やまえ栗」が農林水産省の地理的表示(GI)保護制度に登録されました。熊本県の登録は全国最多の9品目となっています。 |
1袋 80g 432円 | 756円(税込) |
「栗んとう」は厳選された小麦粉に砂糖、牛乳、卵を混ぜた生地にたっぷりのやまえ栗を練り込んだカリッと優しい甘さのかりんとうです。食べ出したらとまらないと、今注目の栗スイーツです。
また、きんとんでも、ようかんでもない、お餅のような新食感の「栗っこもち」はやまえ栗をたっぷりと練り上げたやまえ堂発祥の新しいスイーツです。そのままはもちろん、温めることでより一層美味しくお召し上がりいただけます。
◆「やまえ堂」 店舗情報 |
【栗まんじゅう】
山江村で育った新鮮な野菜や加工品、てづくりの工芸品などが並ぶ「山江村物産館ゆっくり」で名物の「栗まんじゅう」。砕いた、やまえ栗と白あんをふんわりとした生地に包み蒸しあげた「栗まんじゅう」は甘さ控えめで心温まる味わいです。素朴ながらも栗本来の食感や風味が存分に味わえると、地元で長く愛される逸品です。
◆「山江村物産館ゆっくり」 店舗情報 |
「水信フルーツパーラー」では、毎年秋頃、やまえ栗を使用したメニューを提供しています。 今年は「やまえ栗のモンブランデセール」が登場しています。オーダーが入ってから絞るモンブランクリームは絹のように軽く上品な質感。添え付けの巨峰や巨峰の果汁と一緒に食べることで極上のモンブランの余韻をお楽しみいただけます。 |
2,800円(税込) |
◆「水信フルーツパーラー」 店舗情報 |
水俣市では、平成20年4月から、「スウィーツのまち水俣実行委員会」を立ち上げ、地域活性のため誰もが大好きな「スイーツ」という共通のテーマを軸に調査・研究・実践と活動を行ってきました。スタンプラリーや食べ歩きマップの作成、地元食材を使った商品開発による地産地消の取り組みなど、「水俣市を盛り上げたい」という熱い気持ちで取り組みます。この取り組みの成果もあり、今では県内でも「スイーツのまち」のイメージが定着しています。そんな水俣市で食べられるスイーツの中から、おすすめのものをピックアップしてご紹介します。
1個 160円(税込) |
かりっとした外側の生地と、しっとりとしたこしあんの2種類の食感が楽しめる「かりんとう饅頭」は、水俣スウィーツの中でも人気の高いお菓子です。また、やわらかいお餅とこだわりのクリームの相性が絶妙な「生クリーム大福」(1個160円・税込)も人気。地域に根差したお店にしたいという思いで作られるお菓子は、和洋問わず、地元の方々に長く愛され続けています。
◆「鬼塚日昭堂」 店舗情報 |
熊本県民のソウルフードでもある「蜂楽饅頭」は、じっくり炊き上げた餡がぎっしり入った昔ながらの饅頭。保存料や増粘材は一切使わず、厳選された原材料で作られています。年代を問わず愛され、手土産としても重宝されるご当地おやつです。
◆詳細: http://www.houraku.co.jp/
1個 110円(税込) |
◆「蜂楽饅頭 水俣店」 店舗情報 |
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(左)ようかん 1本2,000円(税込) (右)美貴もなか 1個200円(税込) |
◆「柳屋本店」 店舗情報 |
県南15市町村と台湾の魅力を集めた観光物産イベントを開催します。
熊本のグルメを発信する人気のインフルエンサーけんさむさんなどが来場予定。グルメの他にも、魅力あふれるステージ企画など盛りだくさんです。
◆開催概要 |
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