2022年11月14日 00:00
魔法びんのグローバル企業として、人と社会に快適で環境にもやさしいライフスタイルを提案するサーモス株式会社(本社:東京都港区 社長:片岡有二)が2022年3月1日に発売した『サーモス 保冷炭酸飲料ボトル(FJK-500/750)』は、7ヵ月で20万本以上売れ(※1)、当初の販売計画の予想を超える2倍以上の出荷数となりました。現在では炭酸飲料を持ち運べる話題の水筒として注目されておりますが、実は22年前にサーモスから『炭酸飲料対応ボトル』が発売されていたのはご存じでしょうか。このたび、『サーモス 保冷炭酸飲料ボトル(FJK-500/750)』のヒットの秘密を公開いたします。
(※1)保冷炭酸飲料ボトル(FJK-500/750)2022年3月1日~8月末までの出荷本数の集計
2022年2月の発売以降話題にもなり、売上も順調な『サーモス 保冷炭酸飲料ボトル(FJK-500/750)』ですが、実は22年前の2000年10月に炭酸飲料対応の「真空断熱イージーキャップボトル(FDD-500)」を発売しました。しかし製品の販売が伸びず発売から3年半後の2004年3月に生産を終了しました。
サーモス広報担当によると「当時は炭酸飲料を飲むことが今ほど当たり前でなく、さらには持ち運びたいというニーズが少なかった」、「炭酸飲料に対応したフタには深いネジを使用したが、通常の水筒のフタと比べて、ネジが2倍以上長く洗浄性が悪かった」など当時のニーズや使い勝手の面から、ヒットさせることができなかったと振り返ります。
2004年に販売終了したサーモスの「炭酸飲料対応ボトル」ですが、炭酸飲料の需要の高まりと「炭酸飲料を冷たいまま持ち運びたい」とのお客さまの声を受け、新製品の開発に着手。サーモスが培ってきた技術を駆使し、シンプルな構造でお手入れしやすく、普段ご使用いただいているボトルと同じ感覚で使える仕様を目指し改良を重ね、約3年をかけて「保冷炭酸飲料ボトル(FJKシリーズ)」を開発することに成功しました。炭酸飲料を入れるために重要なフタは、少し回すと”シュッ!”と炭酸の圧力を逃がし、さらにフタを回すと開く2段階構造を採用。この構造はサーモスの看板製品でもある”スープジャー”のフタと同様の構造です。
炭酸飲料の需要の高まりとシンプルな構造と使い勝手の良さを追求した新しい仕様に改良したことによって発売から7ヵ月で20万本のヒットを達成することができました。
0.5L
FJK-500
左から SL:シルバー、R:レッド、LB:ライトブルー
0.75L
FJK-750
左から SL:シルバー、R:レッド
【報道関係者からのお問い合わせ先】
サーモス株式会社 広報事務局(共同ピーアール内)
担当:三井、伊藤、奥平
TEL:03-6260-4859 MAIL:thermos-pr@kyodo-pr.co.jp