2023年12月11日 11:00

世界グリーンビルディング協会の「ネット・ゼロ・ カーボン・ビル・コミットメント」に参加

全生涯カーボンと100%再生可能エネルギー利用を目標に持続可能性への取り組みを推進

 大手総合不動産コンサルティングサービス・投資運用会社であるコリアーズ・インターナショナル・ジャパン株式会社(代表:小笠原 行洋、本社:東京都千代田区、NASDAQおよびTSXCIGI、以下コリアーズ・ジャパン)は、世界グリーンビルディング評議会(WGBC)のネット・ゼロ・カーボン・ビル・コミットメントに署名しました。

 気候変動による最悪の影響を防ぐために大胆な行動が必要とされる現在、このイニシアティブに参加することで、コリアーズは全生涯カーボンをターゲットとしたサステナビリティへの取り組みを推進します。コリアーズは、自社事業における100%再生可能エネルギーの使用、新規および既存のコリアーズオフィスの低炭素化改装、持続可能なパフォーマンスを示すビルへの移転やリース更新時の優先的な配慮など、さまざまな施策を通じてこれらの目標を達成していきます。

 コリアーズのグローバル・インパクト&ESGリーダーであるSean Drygas(ショーン・ドライガス)は、「世界の二酸化炭素排出量の40%近くを占める業界のリーダーとして、私たちは自らの事業をネット・ゼロにする大きなチャンスと責任を担っています。変化を加速させ、より多くの企業に構築環境の脱炭素化に参加してもらうために、この重要な業界のイニシアティブに参加できることを誇りに思います。」と述べています。

 ネット・ゼロ・カーボン・ビル・コミットメントは、コリアーズのESG戦略の一環として設定された過去の目標に基づくものです。6月、コリアーズは、地球温暖化を1.5℃に抑えるというパリ協定の目標に沿った2030年のスコープ123の炭素排出削減目標を、Science Based Targetsイニシアチブによって承認されました。2022年、コリアーズは地域やビジネスラインの専門家からなるネット・ゼロ・イノベーション・ワーキンググループを結成し、クライアントの排出量コミットメントの解決や、電化、再生可能エネルギー、測定能力の開発に注力しています。

 コリアーズは、自社オフィスや世界中のクライアントとの協働により、革新的で持続可能な成果を生み出しています。

主なプロジェクト

コリアーズの東京オフィス:コリアーズのオキュパイアサービスチームが開発した「グリーン・リース・チェックリスト」をビルの環境配慮度を評価するためのツールとして活用し、丸の内二重橋ビルをコリアーズの日本本社ビルとして選びました。丸の内二重橋ビルは、最先端の環境性能設備、再生可能エネルギー、LED、自然採光を採用しています。ビルの所有者である三菱地所株式会社は、Science-Based Targetsのネットゼロ基準を達成した最初の日本企業です。

センテニアル・カレッジ:カナダ初のネットゼロ・マスティンバーで建設されたキャンパスは、地元で調達した木材1,057本に加えて、WELLLEED、ネットゼロカーボンの認証要素を備えています。コリアーズは、この建設におけるプロジェクトマネジメントのパートナーとして、この革新的な取り組みを支援しました。

マンパワーグループのオフィ: コリアーズのオランダでは、電気自動車300台分の充電ができるよう、下請け業者と協力し、建物と駐車場の主要な電力システムの詳細な評価を行いました。

 

 コリアーズのグローバル不動産サービス部門最高経営責任者(CEO)であるChris McLernon(クリス・マクラーノン)は、「持続可能な未来は、私たちが居住し、生命を吹き込み、投資し、管理するスペースや建物から始まります。私たち自身の持続可能性目標や、私たちがクライアントに提供する専門的なアドバイスやエンタープライズ精神に富んだサービスを通じて、私たちは建築環境を向上させ、前向きな変化を生み出していきます」と述べています。

 コリアーズのサステナビリティと脱炭素サービスについては、以下をご覧ください。
https://www.colliers.com/ja-jp/esg

 ※Science Based Targets:科学的根拠に基づく目標

コリアーズについて

 コリアーズは、ナスダックおよびトロント証券取引所に上場する、世界有数の大手総合不動産プロフェッショナルサービス・投資運用会社です。世界66か国で事業を展開し、19,000人のエンタープライズ精神に富んだ従業員が、テナント、オーナー、投資家といった顧客企業の不動産価値を最大化するため、専門的なアドバイス・サービスを提供しています。また、当社株式を保有する経験豊富な経営陣は、28年以上にわたり、年間約20%の投資収益率を株主に提供してきました。年間売上高は45億ドル、運用資産は980億ドルです。

コリアーズ・ジャパンについて

 コリアーズ・ジャパンは東京・大阪の拠点に100人以上の専門家を擁し、国内外の投資家・オーナー・テナント向けに、オフィス・リーシング、インダストリアル・リーシング、リーシングマネジメント、キャピタルマーケット、インベストメントサービス、プロジェクトマネジメント、デザイン・ビルド、ワークプレス・コンサルティングおよび不動産鑑定などのアドバイザリー業務を提供しています。

コリアーズの最新情報については、弊社のウェブサイトをご参照ください。

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