2023年8月9日 17:45
不動産開発大手であるMQDC、ならびにPaul Inthaseni博士が率いるグローバル投資会社であり資産管理会社でもあるCentury Rは、持続可能性と環境にやさしいイノベーションを重視した事業に投資するため、シンガポールで投資信託を合同で設立することになりました。
MQDC and Century R Establish Fund for Ultra-Sustainability Projects in Thailand and Globally
このプロジェクトはサステナビリティ(持続可能性)のための不動産開発におけるMQDCのリーダーシップを強化し、あらゆる人々に恩恵を与えるために「すべてのウェルビーイングのためのサスティノベーション(持続+イノベーション)(Sustainnovation for All Well-Being)」という企業フィロソフィーの下で行うイノベーションを取り入れるものです。この持続可能なイノベーションにおける価値観とリーダーシップを通してMQDCの事業は拡大し、同社のプロジェクトの価値が高まります。
MQDCのエグゼクティブディレクターであるThanin Pornsiritivet氏は、過去の実績、多くのプロジェクトに対する長期の対外投資における成功、ならびにパーパスドリブン(目的達成を軸とした)な不動産開発に対する確固とした姿勢に加え、Century Rの大きな可能性に基づき同社社長のPaul Inthaseni博士と提携を結んだと語りました。
MQDCはこれまで一貫してパーパスドリブンでサステナブルなプロジェクトを立ち上げ開発しており、その品質は同社の価値を高めています。
MQDCとCentury R は、今回のファンドが最低でも50億ドルの長期的価値を持ち2024年からの投資配分を発表できる予定です。このファンドの最初の投資先は、サステナブルな開発とイノベーションを重視した進行中あるいは予定されている国内外のプロジェクトになる予定です。
Century Rは投資顧問および資産管理を行う会社で、17年以上にわたり資産管理業務を提供してきました。同社の多様な提携先には、世界中の多くの国で活動する銀行およびファンドマネジャーが含まれています。
Century Rはシンガポールにおいてオルタナティブ投資に特化するマルチファミリーオフィスとして事業を開始し、サステナビリティプロジェクトの可能性を増やしてきました。同社はイギリスでホームレスの人々を支援するファンドを設立し、彼らが仕事を見つけられるよう定住先を探す手伝いをし、低収入あるいは障害を持つ人々に対する新型コロナ危機の影響を緩和するなど活動してきました。
Century Rは2023年のサステナブル開発目標に向けた資金調達において、多くの国におけるスマートシティプロジェクトの開発も共同で行う予定です。
Paul博士は、「持続可能な投資は重要です」と語っています。続けて、「ですから私たちは、サステナブルプロジェクトの開発を重視しているパーパスドリブンな企業として際だっている不動産開発会社であるMQDC の可能性に期待しているのです。今回のMQDCとの提携は、Century Rにとって重要なステップなのです」と述べました。
Century Rとの提携はMQDC にとっても重要なマイルストーンです。引き続き世界クラスの不動産をリードしながら、目標がその価値観と目的に合致するプロジェクトに投資する能力を高めていきます。
MQDCのブランドには、Magnolias、Whizdom、The Aspen Tree、Mulberry Grove、The Forestiasなどがあり、広範囲にわたり健康で持続可能なライフスタイルを提供しています。
同社はその高い建築基準に従って、住宅ユニットに対して業界トップの30年保証を提供しています。「サスティノベーション(サステナブル+イノベーション)」の企業フィロソフィーの下、MQDC はサステナビリティの分野でリードしていくことを目指しています。
MQDCは、持続可能な建築のためのアジア初の研究所であるResearch & Innovation for Sustainability Center(RISC)を支援し、ウェルビーイングを重視しています。同社は未来学センターであるFutureTales Labも設立しており、人類の未来のウェルビーイングのためのソリューションの集積、分析、ならびにデータ解釈を行っています。
MQDCは地球上のあらゆる生命に配慮した経営を行い、社会にさらに貢献するため持続可能な開発を通してこの事業を進めてまいります。詳細については、www.mqdc.comを参照してください。