2023年4月28日 11:00
冬の白馬村の写真をNFT化、NFT情報を刻印した3Dプリントオブジェも製作
株式会社新東通信 / CIRCULAR DESIGN STUDIO.(本社:東京都中央区、愛知県名古屋市 代表取締役会長兼社長 谷 喜久郎 以下、新東通信)は、一般社団法人白馬村観光局(所在地:長野県北安曇郡白馬村、代表理事 伊藤 英喜 以下、白馬村観光局)、株式会社Final Aim(本社:米国デラウェア州、日本:東京都 、代表取締役社長 朝倉 雅文、取締役 横井 康秀)と共同で、Web3.0技術を活用した実証実験「Non-Fungible HAKUBA(NFH)」を白馬村で実施し、冬の白馬の景色を47点の写真と共にNFT化して特設サイトにて公開しました。
今回の実証実験では、今シーズンの冬の白馬村の写真を募集し、その写真に紐づく撮影情報(時刻・位置など)をブロックチェーンに記録し特設サイトで公開。写真投稿者へは証明書としてNFT(Non-fungible Token)の発行を行いました。
長野県北部の北アルプス山麓に位置する雄大な山々に囲まれた地“白馬村”は、気候危機の影響で深刻な雪不足に直面しています。この白馬村の美しい自然を改ざん不可能(Non-fungible)な記録として残すという意味を込めたプロジェクトとして実施しました。
●実証実験名:「Non-Fungible HAKUBA」
●写真投稿募集期間:2022年12月〜23年2月末
●投稿写真数:47点
●URL:https://nf-hakuba.com/
NFT化された各写真情報をもとに生成された3Dマップデータから、3Dプリントオブジェを制作しました。表面は写真撮影された位置情報をもとに影場所を中心とした白馬村の地形を再現し、裏面には投稿画像のNFT情報を刻印。ブロックチェーン上のみならず物理的にも唯一無二な形で残すことに成功しました。
・撮影場所により異なる表情を持つ3Dプリントオブジェ
・表面:撮影場所がピンされている
・裏面:投稿写真のNFTデータを刻印
白馬村観光局と新東通信では、白馬村の目指す「サステナブルなマウンテンリゾート実現」に向けて、サーキュラーエコノミーをテーマとしたカンファレンスである「GREEN WORK HAKUBA」を中心に、村内・村外の事業者を巻き込みながら様々な取り組みを行って参りました。本プロジェクトは「GREEN WORK HAKUBA」の一環として、地域の活性化の手段として着目されているWeb3.0技術を活用し、今後の白馬村での有効な活用方法を検討するための実証実験として取り組みました。
2023年9月6日から8日の3日間にわたって開催予定のGREEN WORK HAKUBA vol.5において、参加者に向けたデジタル参加証としてのNFT活用も検討しています。
CIRCULAR DESIGN STUDIO.は新東通信の社内プロジェクトチーム。「サーキュラーエコノミーで世界をあかるく、たのしく変える。」をテーマに、地域と企業を繋げて社会課題の解決に取り組んでいます。白馬村で過去4回に渡り開催してきた「GREEN WORK HAKUBA」では、プロジェクトの立ち上げから全体のプロデュース、クリエイティブワークを担当しています。
会社名 :株式会社新東通信 / CIRCULAR DESIGN STUDIO.
事業内容 :サーキュラーエコノミーを起点にした地域活性・新規事業支援
ウェブサイト:https://cdstudio.jp/
また、新東通信では、Web3.0技術を活用した日本全国を対象とする社会実装を見据え、2023年1月13日に株式会社新東通信・共同ピーアール株式会社・株式会社VAZの3社で構成されたWeb3.0特化型エージェントユニット「Wonder.3(ワンダー・スリー)」も発足しています。
ウェブサイト:https://www.wonder-3.com/
会社名 :株式会社Final Aim(Final Aim, Inc.)
所在地 :⽶国・デラウェア州、⽇本・東京都
創業者 :代表取締役社長 朝倉 雅文 / 取締役 横井 康秀
事業内容 :デザインとデジタル製造業領域を中心としたWeb3.0事業
ウェブサイト:https://final-aim.com