写真を通じて未来へ想いを届ける─ラヴィ・ファクトリー、カンボジアの小学校で写真撮影とアルバム贈呈を実施

　株式会社レック（兵庫県神戸市・取締役社長：梅原 栄次）が展開するフォト事業「ラヴィ・ファクトリー」は、創業30周年を迎える新たな節目に、写真を通じた社会貢献活動を開始しました。2025年8月13日から18日にかけ、株式会社エイチ・アイ・エスが主催するスタディツアーにフォトグラファーが同行し、カンボジア・シェリムアップの2つの小学校で子どもたちの学校写真を撮影。撮影した写真でアルバムを作成し、後日現地へ贈呈する取り組みを行いました。

■当プロジェクトを立ち上げた背景

　1995年に神戸で誕生した「ラヴィ・ファクトリー」は、婚礼写真のブランドとして既存の概念にとらわれず、常に新しい写真の価値を提案し続けてきました。現在はウェディングシーンだけでなく、家族の大切な記念日などあらゆるシチュエーションにて、年間約4万組のお客様に“写真”に関するサービスをご提供しています。
　日本国内ではあらゆるシーンで写真を撮り、好きな形で保存することが当たり前となっている一方で、世界には「写真を残す文化」が十分に根付いていない地域があります。本プロジェクトの目的である「写真のない子どもたちに、学校生活の思い出をアルバムという形で残す」という体験は、将来の子どもたちが自分たちのルーツを振り返る記録となり、いずれは写真を残す文化の定着につながる社会貢献活動になると考えています。
　ラヴィ・ファクトリーは、写真が人に与える力を信じ、その可能性を広げることを使命に掲げ、本プロジェクトを始動しました。
　また、誰もが平等に「写真で記録を残す機会」を設けるこれらの活動は、SDGs目標「質の高い教育をみんなに」・「人や国の不平等をなくそう」の実現に寄与する取り組みであり、企業としての社会的責任を体現するものです。

■活動内容レポート

◇実施期間：2025年8月13日～18日
◇訪問先：カンボジア・シェリムアップの2校（スバイルー小学校：在籍1,000名、ゴッチャン小学校：在籍400名）
◇協力：株式会社エイチ・アイ・エス、特定非営利活動法人HERO
◇活動内容：
１）プロのフォトグラファーが授業風景や日常の様子を撮影
２）チェキを持ち込み、子どもたちに「写真をその場で見る体験」を提供
３）撮影写真をアルバムとして製本し、後日学校へ贈呈予定
４）NPO法人HEROとの連携により、現地の教育や課題についてヒアリングも実施

授業風景や日常の様子

写真をその場で見る体験

ラヴィ・プロジェクト担当者プロフィール

株式会社レック 海外・インバウンド事業部に所属。
ブライダルフォトグラファーとして数多くの国内外の撮影を経験しながら、写真の社会的価値を広める活動にも注力。本プロジェクトの企画・推進責任者として、教育や文化に「写真の力」を活かす取り組みを進めている。

室 秀人（むろ ひでと）

• ◇室 秀人 ：プロジェクトに関するコメント

「写真のない子供達に写真を残すこと」それこそが、私たちフォトグラファーにできる社会貢献の一つだと考え、この取り組みを企画しました。
実際に現地を訪れ子供達と触れ合う中で、その笑顔は誰かが残さなければならないものであると強く感じました。
そして今、「それはラヴィ・ファクトリーだからこそ果たすべき使命である」と確信しています。

■今後の展望

ラヴィ・ファクトリーは、本プロジェクトを単発のボランティアに終わらせず、継続的なCSR活動として展開してまいります。2025年9月にも再び株式会社エイチ・アイ・エスが主催するカンボジアツアーに参加し8月の取り組みの際に撮影をしたアルバムを小学校に寄付をしました。2026年も活動を継続する計画です。
今後もボランティアツアーに精通している企業や団体の皆さまと共に活動を行い、ボランティアに賛同いただけるフォトグラファーとの連携も図りながら、より多くの子どもたちに「写真を残す喜び」を届けていきます。
将来的にはカメラの寄付や、撮影技術の指導を通し、現地の方々が自分たちで写真を残せる未来を目指します。

アルバムを小学校に寄付する様子

◆会社概要

◇会社名：株式会社レック（KSGグループ）
◇取締役社長：梅原 栄次
◇所在地：兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目3－3 神戸ハーバーランドセンタービル18F
◇事業内容：写真事業（ラヴィ・ファクトリー）、結婚式事業（小さな結婚式）、通信事業（e-denpo）
　　　　　　広告事業、輸入事業、アルバム事業、美容事業、葬儀事業（ファミリー葬）等
◇HP：http://www.lec-net.com/

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