「マジック:ザ・ギャザリング」最新セット スペースファンタジー『久遠の終端』発売記念プロジェクト TCG史上初??“宇宙の入口”に打ち上げ!

スペースバルーンで舞うカードを撮影、地球をバックに壮大なプロモ映像を公開

 世界中で5千万人を超えるプレイヤーとファンを持つ元祖戦略トレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング (以下 、マジック )」を製造・販売する世界的ゲームクリエイティブカンパニー「ウィザーズ・オブ・ザ・コースト(本社:ワシントン州レントン, アメリカ合衆国)」 は、宇宙をテーマにした最新セット『久遠の終端』の好評発売中を記念して、本セットをスペースバルーンに搭載し成層圏まで打ち上げるプロジェクトを実施しました。本プロジェクトは、Chart株式会社の協力により実施しました。
 地球を背景に宙を舞うカードの様子を撮影・公開する本企画は、“トレーディングカードゲーム史上初”の試みです※。この度、その様子を公式Xでレポートします。※当社調べ

日本公式Xアカウント: https://x.com/mtgjp

■『久遠の終端』打ち上げプロジェクト 

 宇宙をモチーフとした壮大なストーリーの『久遠の終端』の世界観に合わせて本企画は立ち上げられ、「カードを実際に宇宙の入り口まで届ける」ことを目指すプロジェクトです。スペースバルーンを用いて成層圏までカードを打ち上げ、地球を背景に浮かぶカードの映像を撮影するこの試みは、トレーディングカードゲーム業界において前例の少ない、 “世界初”とも言えるチャレンジです(※当社調べ)。
 今回打ち上げたのは、『久遠の終端』のプレイブースターのパックで、地球を背景に漂う様子は、まるでSF映画のワンシーンのような壮大なビジュアルになりました。
 公開される映像には、成層圏で地球を背景に漂う様子が収録され、カードが“本当に宇宙に向かって旅した”内容をお楽しみいただけます。

<打ち上げ当日の様子>

今年の異常気象で何度かの打ち上げ延期を経た2025年9月10日早朝。北海道日高町から、スペースバルーンに固定されたカメラと『久遠の終端』のプレイ・ブースターのパックがゆっくりと空へと昇っていきました。

 

離陸からおよそ2時間後、バルーンは高度約30kmの成層圏に到達。そこには、蒼く丸い地球と漆黒の宇宙が広がり、その前景に浮かぶカードの姿がありました。映像には、カードが太陽の光を浴びて輝く様子や地球を前に揺れ動く姿が克明に記録されており、現実とフィクションが交差する、まさに“宇宙とカードが交わる瞬間”が映し出されています。

 

バルーンは一定の高さに達すると破裂し、釧路方面へ降下。ところが、予期せぬ風の影響で、当初想定していた地上での着地地点から外れ、山林エリアに落下することに。GNSSによって位置を特定し現地に向かうと、機体は木の上に引っかかっていました。しかし、チームは事前に用意していた安全対策を徹底し、自然環境に配慮しながら無事にスタッフが装置を回収し、撮影データを確認しました。
そして何より、宇宙に向かって旅をしたカードも奇跡的にほぼ無傷で戻ってきました。挑戦の象徴として、これ以上ない成果となりました。

 

■『久遠の終端』とは 

本セットは、マジック初となるスペースオペラをテーマにしたセットです。皆さんは多元宇宙の果てへの探索に出かけることになります。ソセラ星系では、見覚えのあるものも見慣れないものもさまざまな異星の勢力との出会いや、宇宙の力が込められたアーティファクトの発見、死にゆく星から生まれ出る魔法を楽しめるでしょう。「終端」へようこそ。

【製品概要】
◇製品詳細:https://mtg-jp.com/products/0000295/
◇公式発売日:2025年8月1日 (金)より好評発売中