車両のIoT化で配送を効率化ー(株)ドコマップジャパン

「物流」の危機的状況をIoTで解決する株式会社ドコマップジャパン。同社が提供する「DoCoMAP」は、GPSを車両に取り付けるだけでその位置がGoogle Map 上に表示される、簡単・安価で車両の位置管理ができるサービス。

導入しやすい価格で提供することで、企業規模に関わらず、配送の効率化を図ることができ、導入企業の収益を改善できるようなソリューションを提案している。

2017年のサービス開始以降、顧客のニーズを積極的に取り入れながら、月１～２回ほどのバージョンアップで日々機能改善を行っている。

ドライブレコーダータイプの新製品は、車両の位置しか把握できなかった従来型から、Gセンサーがついたことで、急ブレーキや急発進などの危険運転もリアルタイムで察知できる。
ドライバーが危険運転をした際に注意喚起ができるようになることで、管理している運送会社の事故率も劇的な減少が実証されている。

コロナ禍においても、物流的には「正確に荷物を運ぶ」というニーズにより契約数は順調に増加。コロナが終息したとしても、物流はさらに活発化し、ドライバー不足が顕著になると予測。少ないドライバーでこれまで以上の物流が発生した際でも、同社の動態管理システムを使って効率化を図ることで、運送会社の走力を支援する。

これまでは自社のみでのソリューションを展開してきたが、今後は、倉庫業、製造業など様々な業種とコラボレーションして業務のトータル的な効率化を目指していく。