多様化する物流課題に豊富なソリューションを提供 ― オリックスグループ

オリックス不動産株式会社、オリックス・レンテック株式会社、株式会社ワコーパレットの3社は、物流業界における労働力不足問題をはじめとする多様化するニーズに対応する様々なソリューションを提供する。

環境配慮型物流施設を開発しているオリックス不動産は、すべての物流施設に太陽光発電設備を設置。入居するテナントに対し、CO2フリーの電気を使ってもらうことを可能とする。
太陽光発電システムで発電した電気を利用できることはもちろんだが、天気が悪い日や、夜間の発電ができない時には、オリックス株式会社の発電所から供給された電気を使用することができるため、昼夜問わず完全にCO２フリーの電気を使用することができる。
また、大量に消費する物流施設の電気すべてをCO2フリーに変えることで、環境にやさしい物流施設の提供が可能となっている。

ロボットレンタルサービスを提供するオリックス・レンテックからは、中国製の無人フォークリフトを展示する。
壁に貼られたARマーカーを目印に、パレットを自動で搬送する仕組みだ。
完全自動でパレットを搬送できるため、例えば、翌朝出荷する商品があった際、夜間に無人フォークリフトが運んでおいてくれるようになる。人が夜間働かなくても良くなるような人手不足解消につながるソリューションとして提案したいと語る。レンタル可能な製品のため、本格導入検討の前に実際に試すこともできる。

パレット・コンテナ/保管機器などを扱うオリックス連結子会社のワコーパレットは、ロールボックスパレットの「カーゴプレスタ」を展示。
在庫のラインナップが豊富で、レンタルでの提供も可能。そのため、購入コストの削減につながり、結果的に短納期で購入者の物量に対応する機材を安価に提供することが可能。
台車を使わずに手降ろしする作業者に対し、キャスターのついた台車をつかってもらうことで短い時間で荷物を積み、倉庫までの横流しができるため、作業時間短縮による生産性向上にも役立つ。