安全をベースに作業者の不安を解消して働きやすい環境をーミドリ安全株式会社

安全靴･ヘルメット等を手掛ける安全衛生製品の総合メーカーのミドリ安全株式会社。

同社は作業者の身の安全を守る商品だけでなく、作業の負荷軽減や環境に配慮したSDGsに関する商品をなど、おもに３つの商品を紹介。

１つ目は「ダーウィン ハコベルデ」というワークアシストウェアで、重いものや、中腰での作業の体にかかる負荷を軽減する商品。
働く人の高齢化問題にも役立つ商品だが、体に負担がかからないように若いうちから体に配慮できるというメリットもある。

２つ目は、環境に配慮したSDGsに関連する商品として、ラップレスというストレッチフィルムを展示。
パレットに乗せた荷物をストレッチフィルムで固定するのは大変な上に、終わったらゴミにもなる。
包みラップレスは、伸縮性のある布でストレッチフィルムよりも使いやすく、繰り返し使えてエコにも役立つ商品だ。

最後は「FHR」。ピッキングフォークという高いところの荷物を取るためのフォークリフトに搭載する高所作業者の安全を守るシステムで、これは現在開発中となる。
高所作業では、墜落制止用器具という保護具をつける必要があるが、時々フックのかけ忘れがあり、落下事故につながるケースが発生。そのかけ忘れがないかをセンサーで感知し知らせてくれる機能だ。

従来から安全を考えた商品を展開するミドリ安全は、自社の商品を通じて、年齢や性別を問わず、不安にならない作業環境や、働きやすい環境を作り、日本の物流や経済に役立ちたいと話す。