高精度なタギングでラベル貼付け業務を効率化ー株式会社サトー

タギングを核としたソリューションと商品・サービスの開発・製造・保守等を手掛ける株式会社サトーは、自動化・デジタル化で物流オペレーションを改善することをテーマに、ラベルを自動で貼り付ける装置、音声ピッキングを生かしたピッキングシステムなどを展示。ロジ市場の人手不足、長時間労働などの課題解決に寄与するソリューションを紹介している。

注力する製品は２点。ラベル自動印字貼付機「S-ROBO Pro」と、入出荷・在庫管理パッケージ「IritoDe」だ。

「S-ROBO Pro」の特徴は、商品ラベルを１分間で60枚、１秒１枚と高速で貼り付けができる点。装置には３Dカメラを搭載し、商品の高さ、位置、向きや形状を自動で計測することで、同じ向きに商品を揃えて投入する必要がない。形状が不ぞろいの商品や無地パッケージでもラベル貼り付け位置を自動で検知し、正確な貼り付け作業をスピーディーに行える。
従来は1分間で20枚の手作業だった業務が、1分間に約20枚の貼り付けを可能にし、作業効率は約３倍となる。

「IritoDe」は、RFIDを使って棚卸を一括で読むことができるのが特徴だ。
これまでは棚卸作業に、２日かけて行っていた作業が15分で完了することができ、業務効率化につながる。