建設業許可を保有し工事・メンテナンスも手掛けるー株式会社HAI ROBOTICS JAPAN

2024.4.10 15:00

ACR(Autonomous Case-handling Robot)システムの研究開発・設計を担い、ロボット技術とAIアルゴリズムによる倉庫オートメーションソリューションを提供する株式会社ハイロボティクスジャパン。

ケースハンドリングの自動化というのに特化したロボットを製造し、それに関するソフトウェアも自社開発するロボットベンダーで、本社は中国にあり、三年前に日本支社を立ち上げた。

同社製品の特徴は、背の高いロボットを活用し、保管効率とピッキング自動化を実現しているところにある。

たとえば、ピッキングエリアで人の背が届く範囲は2mぐらいが限界だが、その倍以上の空間をロボットが稼働することで保管効率があがり、省人化につながるという。背が高いところのハンドリングはノウハウが必要であり、同社では、目的物をカメラで最終微調整をし、位置がずれている場合でも現物にあわせてアルゴリズムで位置情報を調整をすることができる。

2024年問題に対しては「省人化と業務の単純化」がポイントであるととらえ、自社で建設業を取得。
導入工事、電気工事の立て方から同社が携わることで、機械工事からメンテナンスまで品質を担保できるメーカーとして打ち出している。