テナント間共創による物流課題解決型施設を目指すー日本GLP株式会社

2024.4.10 15:00

日本GLP株式会社は、賃貸型の物流施設を開発をしている不動産デベロッパー。

日本全国、北海道から沖縄まで全国約180棟の物流施設を保有運営、カスタマー数260社超の入居を得ている。

同社は施設内にレストランや人材派遣事務所、コンビニなど、働く方々が快適な環境で働ける大規模多機能型施設「GLP ALFALINK」を展開している。

GLP ALFALINKでは、テナント内共創をサポートしたり、地域間イベントなどを開催し、物流施設のソフト面での魅力付けを図っている。また、ハード面では、荷主が荷物を中継センターや営業所に持ち込む時間ロス、横持ちコストの削減、トラック排気ガスの排出量削減といった課題解決のため、中継センターや営業所を入居させることで、施設内で様々な物流サービスが完結することができる施設になっているという。

2024年問題に限らず、これからも雇用減少やドライバー運搬可能時間短縮など業界の課題感は残り続けると考えるなか、同社では一例として、GLP ALFALINK施設内に人材派遣事務所が入居することで、雇用減少に対する効率的な雇用促進も実現すると考えている。

物流向け不動産デベロッパーは年々増加はしており、先進型の物流施設自体の拡大を目指している。