次世代物流「IT Factory」で省人化ー新エフエイコム株式会社

2024.4.10 13:50

システムインテグレーターとして、製造、物流の自動化ソリューションを展開する新エフエイコムは、親会社である岡谷鋼機株式会社との共同出展で、同社が推進する「IT Factory」をコンセプトにさまざまサービスを展示する。

IT Factory は、すべての物流に関わる機械、マテハンなどのソフトウェアをクラウド上に上げて、クラウドから全て制御・コントロールするのがコンセプト。どこにいても設備の操作・監視・更新・連携ができ、生産性向上に貢献できる。
クラウド上にソフトウェアを集約し、必要な機能を必要なだけサブスクで提供するソフトウェア「CloudWCS」や、AGVなどの稼働状態をクラウド上にあるソフトウェアと連携し制御する「Cloud制御盤」などを提供する。
これ以外に、クラウド上で連携できる中規模~大規模倉庫管理システム「SmartWMS」のデモンストレーションを同ブースで実施。

2024年問題に対しては、人手不足による物流現場の省人化対策として多くの商品とサービスを展開。
その中でも今回特に注目なのはVisionNav社のカウンターバランス型と日本初出展となる屋外倉庫対応可能な牽引型AGFを展示。
四つ足のパレットの位置をセンシングして調整しつつ、安全に確実に段積み・段ばらしの作業ができる。

今後も、クラウド上にソフトウェアをさらに展開していくほか、さまざまなものを自動化する技術を生かして、マテハンをはじめとしたあらゆる物流現場の省人化の提案をしていきたいと話す。