リアルとバーチャルを併用する製品を初出展ー伊東電機株式会社

2024.4.11 14:06

パワーモーラ等を駆動源とした搬送関連機器の開発・製造を手掛ける伊東電機株式会社

同社はMDRと呼ばれるモーターローラー専門企業であるが、今回初出展となる分岐と合流を現実空間とバーチャル空間を並走させるソリューションを紹介している。

「間違いのない仕分け・搬送」のため、センサ情報等を介してパソコン上の生産情報などを確認し、実際のモノとリンクさせることができるという。

同社では、2024年問題に対して、人間に負荷がかかるといわれている仕分け作業を自動化・省人化することで解消できるのではないかと考えている。また静音性も考慮しており、稼働時以外は停止するなど省エネ、低騒音にもつながる仕様となっている。

また、モノの小口化にあわせ、軟包装にも対応できる自動コンベアソリューション「PieceSOTER」も初出展した。

同社製品はモジュールの組み合わせによりスモールスタートできるのが大きな特徴ととらえており、事業の拡大に応じて増設や変更しながら活用してもらいたいと話す。