協働ロボットが省人化を推進 ー 株式会社フジキカイ

2025.4.10 14:45

1946年創業の歴史を持ち、食品や医薬品などの多様な製品向けの自動包装機械を開発・製造・販売し、包装技術の革新を通じて社会に貢献する株式会社フジキカイ。

これまで食品工場向けに包装・箱詰め・出荷までの自動化システムを手がけてきたが、今回その技術を物流分野に応用し、関西物流展に初出展した。

注目製品は「協働ロボットパレタイザー」。
人と同じ空間で安全に作業でき、荷受けや出荷作業を支援する。ロボットは可搬式で、作業現場に応じて柔軟に移動・使用が可能だ。人手不足やドライバー負担の軽減に対応し、省人化と作業効率化の両立を狙う。食品業界で培った高速化ノウハウも強みだ。

また、EC業界向けに「valloon LP」「valloon LE」を提案。給袋の袋に製品を投入後、スイッチ一つで袋とじからラベル貼り付けまで機械が自動で対応。
機械化・半自動化により、1分間に6~10袋の処理が可能となり、省人化と合理化を実現するという。

設計から製造、メンテナンスまで一貫対応できる体制も差別化要因。
食品業界で培ったノウハウをいかし、作業効率化と省人化を通じて、物流現場に貢献している。