AMRの安全性と柔軟性で製造現場に新たな選択肢を ー株式会社リンクス

最先端の画像処理やロボティクス技術を世界中から発掘し、製造現場の自動化と効率化を支援する株式会社リンクス

今回の展示会では、自律搬送ロボット（AMR）、コードリーダー、3Dセンサ「Gocator」などを紹介。

同社のAMRは、SLAM方式・コード方式・テクスチャ方式という3種類のナビゲーション技術を組み合わせ、各方式の弱点を補完しながら走行可能。ISOの安全規格も取得しており、安全性の高さが評価され、厳しい現場にも導入されている。PLCとの直接通信が可能で、上位ソフトを介さず指示が出せる点も特徴。現在は主に工場内物流で使用されているが、今後は倉庫や物流企業への展開も視野に入れている。人手不足が深刻化する中、「ロボットがないと回らない」という現場ニーズに応える存在となりつつある。

将来的には、AMR単体ではなく、移動倉庫や周辺機器も含めたソリューション提案を構想。売り切り型からサブスク型、SI事業へのシフトも検討しており、物流現場のトータルサポート企業として進化を目指している。