高さを活かす物流革命 ー 株式会社ギークプラス

2025.4.10 14:50

物流自律移動ロボット(AGV/AMR)の世界的リーダーとして、物流業界の自動化と効率化を推進する株式会社ギークプラス。

株式会社ギークプラスは、自動化ロボットの販売、ロボットを活用した物流受託、そしてソフトウェアによる統合的支援の三軸で事業を構成。

今回披露されたのは「PopPick(ポップピック)」と「RoboShuttle(ロボシャトル)」という2種類の最新モデル。

ポップピックは棚の下にロボットが潜り込み、そのまま作業者の前へ運ぶ仕組みで、倉庫内の「歩く作業」をゼロにする。さらに最大4メートル弱の高さまで対応し、限られた床面積を立体的に活用できる設計となっている。クレーンとの連携により、従来の倍以上となる1時間あたり650コンテナの処理も実現。

ロボシャトルは高さ最大約12メートルまで持ち運び可能で、大型ロボットと小型ロボットを組み合わせて空間効率と生産性を両立。多様なコンテナや段ボールにも柔軟に対応する。

自動化は単なるロボット導入にとどまらず、ソフトウェアとの連携による全体最適が求められる。ギークプラスは“高さを活用する自動化”をキーワードに、今夏の新型モデル「RoboShuttle Air」投入も視野に入れながら、物流の未来を切り拓いていく。