GMOグローバルサイン・HDの“今”を伝えるニュースレター Vol.6
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 オンラインプレスルーム
2023.3.2 11:00
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:青山 満)は、世界で5社(※)しか存在しないグローバルでシェアを持つ電子認証局の中で唯一の国産認証局「Global Sign」を保有し、政府関連機関・大手企業をはじめ世界各国の企業・団体に電子証明書を導入しています。
本ニュースレターでは、GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社の今をお伝えするため、主なトピックスをご紹介いたします。なお本件に関して、ご取材やインタビューをご希望の方は、下記お問い合わせ先までご連絡いただけますと幸いです。
(※)有償SSL認証局。英Netcraft社「Netcraft SSL Survey」調べ。
TOPICS① 認証・監査に特化した『電子印鑑GMOサイン 証跡管理DX』提供開始
電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」の新たなラインアップとして、認証・監査に特化したワークフロー・電子文書管理ソリューション『電子印鑑GMOサイン 証跡管理DX』を2023年1月25日(水)より提供開始いたしました。
公式ホームページ:https://jp.globalsign.com/gmosign/audit_trail_dx/
特に医薬品・医療機器・食品業界での製品の開発・製造過程では品質管理のために膨大な紙文書が存在します。また、複数名による社内審議と回覧による承認が必要となるため、承認までの時間はもちろん、品質管理文書の保管場所にもコストがかかっていました。
『電子印鑑GMOサイン 証跡管理DX』は、品質管理に関する文書の審議、承認、保管までをワンストップで完了できるよう、証跡管理付きの電子署名によりDX化いたします。これにより紙文書で発生する審議・承認のための回覧で発生する時間的なコスト、また、紙文書の保管コストの削減につなげることができます。
本サービスを使って品質管理に関する電子文書を運用していただく場合、以下のメリットがあります。特に、そのままご利用いただくだけで、監査に対応した電子文書の運用ができることが最大の強みとなっております。
<諸規則(※2)に準拠した電子サインソリューション>
・品質管理に関する文書の電子記録・電子署名の規則に準拠した電子署名です。
・認証局の審査を経て発行される電子証明書を用いるため、
本人性を担保し作成者と署名した日時が記録できます。
・署名後に文書が変更された場合、警告を表示し改ざんを検知します。
・下記の諸規則にて要求される電子署名の要件を満足しており、電子署名を行う際に監査証跡として、
「氏名」、「日時」、「理由」を電子的に記録・表示可能にする機能を有するため、当局への申請文書の
電子化や、内部・外部による品質監査に対応した品質管理文書の電子化が可能です。
(※2)品質管理文書のDX化に係る諸規則:
アメリカ連邦規約集
・第21巻 第1章 サブチャプターA Part 11(21 CFR Part 11)
厚生労働省
・医薬品の承認又は許可等に係る申請等における電磁的記録及び電子署名の利用について(ER/ES指針)
・医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)
・医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準に関する省令
(改正GMP省令 – データインテグリティ)
TOPICS② 人気オプション『SMS送信』機能の送信文面を改良し、より安全・便利に
2023年1月、「電子印鑑GMOサイン」の人気オプション『SMS送信』機能において、送信文面を一部変更いたしました。従来の『SMS送信』では、送信できるメッセージの文面が短く端的な定型文だったため、契約相手(受信者)にとって内容が分かりづらいなどの課題がありました。この度、どのような契約類型の署名依頼なのか等、お客さまにとって分かりやすいメッセージを送信できるようにし、利便性が向上しました。
<変更した文面の一例>
変更前:A様から署名依頼のご依頼です
変更後:[GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社]雇用契約書に署名をお願いします
携帯電話(スマートフォン)で受信されたメッセージ内のURLをタップし、署名画面へ進む
「電子印鑑GMOサイン」の『SMS送信』機能は、2020年8月より提供を開始し、オプションの中でも特にご好評をいただいている機能です。
『SMS送信』機能では、電子契約の署名を依頼する際にメールアドレスに代わり、携帯電話のSMSを使用して契約相手に送信します。メールアドレスが不明な場合でも、携帯電話番号が分かれば署名を依頼することができます。携帯電話番号宛てに署名依頼するため、メールアドレス複製によるなりすましリスクが低減します。さらに、電子メールが不達であったり開封率が低い場合に、『SMS送信』へ署名依頼方法を切り替えることで、スムーズに契約を締結することができます。
「電子印鑑GMOサイン」では『SMS認証(※3)』の実装も進めており、今後もより便利な活用方法をご提供してまいります。
(※3)携帯電話のSMS宛に届く「確認コード」を入力して本人認証を行う仕組み
『SMS送信機能』詳細:https://www.gmosign.com/function/sms.html
TOPICS③ スマホとAIでメーターを読み取り業務改善
「hakaru.ai byGMO(ハカルエーアイ バイジーエムオー)」の
クラウドセキュリティへの取り組みを開示
スマホアプリで電気や水道、圧力計などのメーターを撮影するだけで、その数値をAIで読み取り、瞬時にデジタル化。エクセルへの入力転記なども不要で、数値とメーターの画像も同時にクラウド保存する「hakaru.ai byGMO」は、クラウドホスティングの運用実績とAI技術の強みを活かし当社で開発した、現場の業務改善のためのサービスプロダクトです。
国内外にまだ多く存在する、古いメーターを目視で確認し、紙の台帳に手書きで記録、その後パソコンで手入力してエクセルファイルに保存…、といった一連の作業を、テクノロジーを利用することで、簡単な操作でミスを削減し、ペーパーレス化・効率化ができるため、ビルメンテナンスや工場の設備管理などの企業さまで多く採用いただいております。
パソコンとスマートフォン、インターネット環境があれば利用できる「hakaru.ai byGMO」では、昨今の企業におけるサイバーセキュリティリスクに備えるべく、グループ会社であるグローバルブランドのSSL認証局「GlobalSign」を保有するGMOグローバルサイン社による認証、高い技術力を有するホワイトハッカー企業のGMOサイバーセキュリティ byイエラエによる、セキュリティ評価サービス(脆弱性診断)を受け、さまざまな対策を講じておりますが、ご導入企業さまに安心してご利用いただけるSaaSとしての取り組みを資料開示いたしました。
クラウドセキュリティ資料:https://www.hakaru.ai/pdf/guide/cloud_security.pdf
TOPICS④ クラウド利活用支援サービス「CloudCREW」が好調な業績を達成
法人における「AWS」「Google Cloud」のシステム導入からセキュアな運用までを、認定資格をもったエンジニアがサポートするクラウド利活用支援サービス「CloudCREW」。2023年2月に発表した2022年12月期決算において、前年比53%増の売上13億500万円と好調な業績を達成いたしました。
昨年よりGMOサイバーセキュリティ byイエラエ社との業務提携で、セキュリティ支援サービスを展開しておりますが、今年は「AWSマネージドセキュリティ」の提供開始や現行サービスのセキュリティ対策強化により、さらに安心してご利用いただけるサービスを目指してまいります。
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社について
会社名 | GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 (東証プライム 証券コード:3788) |
創立 | 1993年12月 |
資本金 | 9億1,690万円 |
従業員数 |
社員996名 ※2021年12月31日現在 |
代表者 | 代表取締役社長 青山 満 |
事業内容 |
クラウド・ホスティングサービス及び 〔主なサービス〕 |
所在地 | 東京本社:東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー10階 |
【報道関係者からのお問い合わせ先】
GMOグローバルサイン・ホールディングス 広報事務局(共同ピーアール内)
担当:伊藤、三井、奥平
TEL:03-6260-4859 MAIL:gmogshd-pr@kyodo-pr.co.jp