SDGs・ESGをテーマにした俳句コンテストを開催
「NHK俳句」選者を審査員に迎え、サステナブルな社会への関心を高める
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 オンラインプレスルーム
2025.9.22 10:00
GMOグローバルサイン・ホールディングス(株)は、自社が開発提供し、今年10周年を迎える電子契約サービス「GMOサイン」が送信件数5,000万件を達成し、契約書のペーパーレス化により紙3億枚・CO2削減4,124トン削減の効果を実現したことを機に、どなたでも応募できる「GMOサイン・サステナブル俳句大賞」を開催いたします。日本発祥の詩文芸として小学校の教科書からお茶の間のテレビ番組まで幅広く親しまれている俳句を、江戸時代からある無季(季語なし)・自由律(5・7・5の定型以外)も含む多様な形式で、大人から子供まで、日本の文化に触れながら、サステナブルな社会作りについての関心を高める機会となるよう願って企画しました。ご取材のほどよろしくお願いいたします。
「GMOサイン・サステナブル俳句大賞」について
どなたでもご応募いただける、SDGs・ESGをテーマにした俳句コンテストです。「GMOサイン」の利用とは異なるサステナブル活動(例:マイボトルの活用等)や、無季(季語が無い)、自由律(5・7・5の定型ではない)俳句も対象です。
■募集期間:2025年9月18日(木)から2025年10月17日(金)23:59まで
■賞:大賞(選考)10万円分のAmazonギフトカード×1名、優秀賞(選考)1万円分のAmazonギフトカード×5名
■応募・詳細は公式サイトをご確認ください:https://www.gmosign.com/sdgs
■審査員:堀田 季何 [ほった きか]先生 俳人・歌人。Eテレ「NHK俳句」、伊藤園お〜いお茶新俳句大賞、俳句甲子園、南日本新聞俳壇等で、選者・審査員として活躍中。芸術選奨文部科学大臣新人賞(文化庁)、現代俳句協会賞等の受賞多数。現代俳句協会常務理事、国際俳句協会理事、俳誌「楽園」主宰。句集・歌集の他、俳句や短歌の初学者のためのガイドブック『俳句ミーツ短歌』も出版。
<堀田先生からのコメント>
この度、「GMOサイン・サステナブル俳句大賞」の審査員を務めることになりました。俳句は、自然の豊かさや社会課題を積極的に詠む、日本発の世界的な詩文芸です。皆様の環境や社会へのちょっとした気づきが俳句になります。大人から子供まで、どなたでもご参加いただける俳句コンテストを通じて、SDGs・ESGについて考えるきっかけとなれば幸いです。また、無季や自由律も応募対象となりますので、季語の有無や5・7・5の定型にかかわらず、様々な俳句の表現の深さや面白さにも是非触れてみてください。
<参考情報>
「無季」とは?
無季とは季語がない句のことです。俳句といえば「季語」が必要で、季語が無いものは「川柳」だと説明されるケースもありますが、実は必ずしもそうではありません。『おくのほそ道』で有名な江戸時代の俳人・松尾芭蕉も、無季の句をのこしています。歩行(かち)ならば杖つき坂を落馬かな 松尾芭蕉貞享4年(1687年)松尾芭蕉が江戸から伊賀への帰途、三重県にある四日市市にある坂道で落馬してよんだ季語なしの句。
「自由律」とは?
自由律俳句とは、5・7・5の定型にとらわれない句のことです。種田山頭火(1882年〈明治15年〉〜1940年〈昭和15年〉)や、
尾崎放哉1885年〈明治18年〉〜 1926年〈大正15年〉など、古くから自由律の俳句をよむ人たちがいます。
<有名な自由律俳句の一例>
種田山頭火(たねださんとうか)
「分け入っても分け入っても青い山」
尾崎放哉(おざきほうさい)
「咳をしても一人」